356話 可愛いは正義。

凄く可愛い精霊猫ちゃんはゴーレム達だけでなく、天使達をも虜にして魅了してしまいました。


ゴーレム達は仕事もあるし我慢していますが、要望は多かった為、宇垣昌弘の使い魔ネットワーク内で精霊猫の映像を流し続ける精霊猫チャンネルが大人気になったりしました。

室内に置いた家電機器型ゴーレムがベッドの上でごろごろして昼寝する精霊猫ちゃんを部屋の四隅から撮影して映像を保存して30分〜60分番組にして

投稿しています。

まぁ、昌弘が時々見て癒されたい為の番組ですが。


別にこのチャンネルで大人気になっても広告収入とかは無いんですが。

別に宇垣グループの広告なんて出していませんし。


でも、どこからか噂は流れるもの。


大勢の天使達が本物の精霊猫を見物する為に押し寄せてくるようになりました。


美少女&美人揃いの天使ならさわれると思いきや、大勢で押し寄せたせいか精霊猫は触る事も宇垣昌弘の部屋に入る事も許しませんでした。


さすがは女神様や他の精霊の加護を持つ精霊猫。

宇垣昌弘の別荘内にいつの間にか家精霊のシルキーも住み着いて色々な家事仕事をしています。


それだけでなく家のまわりの精霊の密度がぐんぐん増えています。


宇垣昌弘は何もしていないのに、ログハウスはお屋敷のような大きさになり、部屋の中は精霊猫好みの家になり、猫が喜びそうな猫が遊べるお屋敷になっています。

精霊猫はあまり遊ばないので、これはシルキーの暴走かもしれませんが。


そして、ほとんど神域から出てこない

2人の女神様すら、本物を見にやって来ました。(女神本体の分身体ですが)


その後、向こうの女神様とのトップ会談で何が話されたのかはわかりませんが昭和の世界の女神様と照和の世界の女神は精霊猫を愛好される事になったようでした。


もしかしたら精霊猫と契約したのではなく、御自分の力で作られたのかもしれません。

色も蛍光ブルーと蛍光ピンクですし。


御自分で創造されたのなら精霊猫のもふもふ屋敷に住む事もできるでしょう。


そうして、この3女神の交流が始まったようでした。


精霊猫の楽園でのお茶会が開催されているようでした。


もふもふ好きの天国のような場所があったとは、、、


どうやら、精霊猫の綿毛毛布は精霊猫達も気に入った様子でして、10m×10mの綿毛毛布を献上せよ、なんて言われちゃいました。


精霊猫達の為ならいくらでも作りますとも。


それにしても精霊猫達の楽園かぁ〜

一度でいいから行ってみたいものです。


女神様の私室のようなものですから入るのは難しいでしょうねえ。


あっ、シルキーの外見ですけど、

14〜5歳の実体のある西洋風の美少女です。

シルキーは精霊猫の付き人らしいですね。

家を大きくできるとは、見事な魔法使いです。

シルキーよりも天使に覗かれているのが落ち着かないなぁ、、、

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