355話魔法を研究していたガイア組のおかげで助かる。

さて、前話で合流したガイアのゴーレム達ですが、安心させる為にゲートを昼の数時間開きっぱなしにする事にしました。


毎日開くゲートを知って安心したので

大勢が詰めかける事は無くなりそうです。

影武者にバトンタッチするにしてもそれなりの準備期間は必要ですからね。


まぁ、みんなそれなりの錬金工場の力を持っているので自分の家くらいは作れます。

マスターは3人で3000万人のゴーレムを収納してコアをバージョンアップして改装しなきゃなので、1番大変なのはマスターの私かもしれません。


まぁ、自分のゴーレムなら、見渡す限りの全員を収納なんて事もできる為、

手間はそれほどかかりませんが。

それに影武者②号くんには向こうの世界に行って頑張ってもらうつもりですし。

大勢を収納して帰国して、バージョンアップしてダンジョンに置いて戻ってってのを繰り返してもらいましょう。


そうして人材を連れて来れれば色々な事ができるでしょう。

あっ、異世界人の外見だと髪の色とかがカラフルなので、こちらでもあり得る色にしなきゃな。


コピーコアにバトンタッチしてこっちにやって来るガイアもアースⅡを応援して地球を包む作業の一部をやって貰うつもりですし。


ずっと前の話で、いう事を聞かないドラゴンに対してぶっとい触手を大量に出してドラゴンを拘束して触手ビンタをして言うことを聞くようにドラゴンを調教しているガイアの話をしましたが、あのガイアはマスターが居なくてイライラしている時のガイアです。


今のガイアⅡくんはそこまで過激では

ないでしょう。

今の彼は魔王の支配魔法のスキルも手に入れていますし。

宇垣昌弘のバージョンアップのおかげです。


押さえつけて、鱗を1枚1枚むしってお話しすればドラゴンも聞き分けよくなってくれるでしょう。


そういえば、ガイアと会った時、召喚獣リストがだだだっと増えました。

そこには多くのドラゴンの名前がぎっしりと、、、


なんでもいう事を聞いてくれる舎弟達だそうですが。


『魔王が現れたら俺達が言い聞かせて

マスター様の舎弟にしますんで、御留守にするこの世界の事はご安心ください。』とエンシェントドラゴンに言われちゃいましたよ。


いや、エンシェントドラゴンってレーザービームのような光線を吐く、凄く強いドラゴンなんですが、、、

ガイア、何したんだ?


それにエンシェントドラゴンは誇り高いからハイヒューマンとはいえ、人間にあんな風に頭を下げつつ丁寧に話はしない。

召喚獣にも普通はならないのだが、、、


そして、ずっと魔法を研究して頑張っていたゴーレム達のおかげで宇垣昌弘の各種魔法の経験値が爆上がりしました。

それにより魔法発電炉の性能もアップ。

多分アメリカの原子力空母の原子炉以上の発電能力を出すようになっています。

これなら蒸気ボイラーの数を最小限にして居住空間を大幅に増やせそうです。


蒸気ボイラーの馬力も大幅にアップできるでしょう。



今日も精霊猫ちゃんは元気です。

ベッドの真ん中からどいてくれないのでキングサイズのベッドをもう1つ出して、そちらで眠る事になったりしています。


それと、1つ発見がありました。

精霊猫ちゃんの綿毛ですが、精霊猫ちゃんと契約を結べて一応のマスターになり、撫で撫でした時に手に入れた綿毛の抜け毛をコピーしたら、錬金工場(超神級)でコピーに成功しました。


今の精霊猫ちゃんが下に敷いているふわふわな毛布は精霊猫ちゃんの綿毛のコピーの毛布です。

手触り最高な毛布は私の自家用にして

外には出さないつもりです。


この綿毛なら超最高級ダウンの羽毛布団も作れるでしょう。


これが最高の収穫かもしれません。


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