288話目 宇垣百貨店作るか。(1925照和日本)
そういえば、異世界転移したラノベ小説の場合、目立たずに現地に溶け込む為に日本の服を売ってお金を稼ぎつつ、現地の服を着るシーンがあるが、、、
マズイ、凄く見られていて本当にヤバい。
俺のスーツは超高級素材のダンジョンシルクのスーツなのだが、もちろん向こうの日本のスーツなだけに染色も仕立てもデザインも非常に洗練されていて、その上ハイヒューマン+の高いレベルの勇者の美男子なので物凄く目立ってしまっているのだ。
向こうの世界では伊藤博文さんや皇族の方々や政治家や軍人など、超高級スーツの着用者と一緒に居たし、側近のゴーレム達も美男子揃いで超高級素材のスーツの着用者なので悪目立ちはしなかったのだが、こっちでは完全に浮いてしまっていた。特に1人で歩けない。
ロックフェラー&モルガン&ロスチャイルド家の関係者は西洋人で俺よりよっぽど目立ってたし、良いカモフラージュになっていたんだなと、ほんと実感したよ。
で、向こうの日本で、マーク1のオーナー様へ超高級シルクのスーツを販売し出してから、
日本のメーカーも懸命に努力して超高級シルクの(魔法の)スーツに追いつけ追い越せと超高級生地の開発に努力していて、向こうの世界の日本は洋服や和服の生地の素材や仕立ての優秀さで世界の金持ちに認められていたんだよね。
超高級素材より1つ下、2つ下の素材のスーツの競争は凄まじくて外国人観光客のお土産としても大好評な品質の高さと品質の高さの割りにお値打ち感があると評判が高かったわけ。
もちろん女性向けの洋服なども素材やデザインの質の向上が凄まじくて
東京コレクションが開催され、
世界に名前が知られるデザイナーも
日本人から出ていたんですよ。
ゴーレムのデザイナーは未来知識豊富だしね。
宇垣ブランドのバッグとかはブランド化が確率していたし。
そう、欧州のイギリス、フランス、ドイツ、イタリアやアメリカに並んで日本もファッションの中心地の1つになっていたんですよ。
その向こう側のファッション大国日本と、こちらは大違いなんだよな〜
同じ1925年とは思えないわ〜
十数年じゃなく数十年くらいの
差に見える。
こりゃあ超高級(魔法)素材のスーツ
だけじゃなく向こう側から輸入して
こちらの日本にガツンと1発しなきゃダメかな〜
やるか、宇垣百貨店。
なんせ宇垣メイドの洋服は防臭、防汚、色褪せ、劣化防止、保存にジャストフィット(弱)魔法がかかっていて
倍は長持ちするからな〜
作りも素材も違うのだね。
宇垣百貨店はファッションの聖地と
言われるようになるかもしれないな。
向こうの日本の他の洋服メーカーの服もガンガン持ってこよう。
同じメイドインジャパンだしね。
もちろん安売りはしないよ。
宇垣はこちらでも超高級ブランドになるから。ブラウスなどもオーダーメイドなみの値段で売り出すつまり。
素材も手触りも素晴らしいからね。
マーク1も安売りはしないからね。
世界最高品質なんだからね。
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