268話目 扶桑鋼誕生。パワードスーツ完成。

錬金工場(超神級)になって良かった事の1つにミスリル鉱石の在庫無しでもミスリルの魔法武器や防具の大量生産が可能になった事があげられる。


あまり在庫を減らしたく無かった為、

大切な戦艦の装甲に対してすらミスリル鉱の含有量を1%以下にしていたのだが、これからは装甲に思う存分ミスリルを含ませる事が可能になった。


その新型装甲だが扶桑(ミスリル)鋼板と名付ける事にした。

軽量化しつつも25%も近江鋼より強度がアップしており、魔法にて魔力を流した時の防御力アップも15%アップしているし、防御魔法使用時の防御力アップもミスリルのおかげで25%アップと鑑定では出ている。

おそらくだが100mmの厚さがあり、

防御魔法使用時なら120mm装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)に耐えれるの

ではと思える防御力だ。

フェイズシフト装甲のようなスパロボ的防御力だ。


ミスリルをふんだんに使用できたので

各航空機の防御力もアップした。

アメリカのP47サンダーボルトはドイツの戦闘機から『なんで撃墜できないんだ!落ちろ 落ちろ!』と言われつつ

200発以上も機銃を命中させられたのに

ボロボロになりながらも飛行場まで

帰ってきたエピソードがあるが、

今の宇垣の戦闘機達なら同等以上の

防御力の発揮が可能だろう。

12.7mm級では穴も開かないだろう。


人型ゴーレム全員が錬金工場持ちになったのも大きい。

全員が錬金工場内に自分の護身用武器と防具の保管が可能で鎧の着用も一瞬でできるようになった。


俺は全員に武装の携帯とゴーレム型魔導甲冑(パワードスーツ)の携帯を

命令した。

魔導甲冑のパワードスーツはパッと見るとZガンダムのカミーユが着ていたパイロットスーツに似ている外見になっているのだが、非常に身軽で格闘戦が可能で、ベルト部分や腕部の射出アンカーの使用で三次元的戦闘が可能である。

ブーストでの短時間の飛行もできる。

パワードスーツ用の武器も開発する必要があるな。20mm機関砲でも待たせるか。

クーラーも取り付けるのでジャングル内での戦闘も更にやり易くなるだろう。ギリースーツを被せ、隠蔽魔法を使用すれば、更に敵に見つかり難くなる。

この性能向上型魔導甲冑パワードスーツならドラゴン相手でも更に楽に狩る事が可能になるだろうな。

ドラゴンのブレスに対する耐久試験もしなきゃな。

さて、ジャンケンで負ける、運の悪いテストパイロットは誰になるかな。

理論上は充分耐える事ができるはずだが。

これがパワードスーツでは1番軽装なタイプである。


この魔導甲冑ゴーレム型パワードスーツ用にライトニングランスライフル、魔法のライトニングランスが発射できて、ビームライフルそっくりなライフルや、ビームサーベルなどの各種武装が開発されました。


強力な電撃魔法はロックオンによる誘導が可能で命中精度は抜群。

連射も可能なので戦闘機が対艦攻撃をする時の攻撃にも使用される事が決定しました。


なお、この魔導甲冑ゴーレム型パワードスーツですが、変形が可能で、膨らませて内部空間を1人用の小型テントなみの大きさにする事が可能です。

クーラーを効かせながらアイテムボックス内から食事を取り出して食事が可能。寝る時は背中をエアマットレスのように膨らませて寝心地をよくする事が可能です。

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