265話目 錬金工場スキルが!?

『マスター 大変です。』


目が覚めたのでコーヒーを飲んでいると小早川隆景が報告にやって来ました。

『マスターのすべてのゴーレムに変化が起きました。今までは素質があるゴーレム、全体の中の30%ほどしか錬金工場のスキルを得る事ができなかったのですが、今は錬金工場(中級)までなら、すべてのゴーレムがスキルポイントで買う事ができるようになりました。』

と聞いて驚きました。

普通の錬金術スキルならレベルアップ時に貯まるスキルポイントで買えますが、錬金工場は錬金術の上位互換スキル。

錬金工場の初級スキルすら今までは買えませんでしたし、錬金工場(初級)ですら、錬金術(上級)の

更に上のスキルなのです。

錬金術でいえば伝説級に相当するでしょう。


素材さえあれば戦艦の生産すら一瞬で

できるのだから、伝説級てのは当然です。

その、錬金工場(中級)とは驚きです。

宇垣マーク1の製造、補修、修理、改造を誰もができるようになるでしょう。

素材や機械をかなり大量に収納できますから、伝説級のアイテムボックス持ちにもなれます。


そしてスキルを使って手に入れられるスキル熟練度とレベルアップ経験値の1%はマスターのスキル熟練度とレベルアップの為の経験値に加算されます。


人間から飛び抜けた錬金術の使い手は

向こうの世界にはいなかったので、

何故、こうなったのかはわかりませんが、1つ1つ確かめながら前に進むしかないでしょう。


なお、すでに錬金工場を持っていたゴーレム達のスキルは1ランク上がり、

初級の者や中級の者は上級に上がりました。

超巨大ゴーレムの『アース』の錬金工場は(伝説級)にまで上がっています。


今なら肌触りの良い生地で更に防弾能力が高い服も作れそうですね。


西暦2000年代以上の技術レベルのケプラーや防弾盾や防弾ガラスも開発できるかもしれませんね。


超高分子量ポリエチレン繊維やアラミド繊維も試作できるかもしれません。


そして、繊維強化プラスチック系素材も作りたいですね。物があれば大量にコピーが可能なのですが。



あと、月基地ですが、超巨大ゴーレムのコアを月に植え付けて月を包み込んで全部の魔力や資源を自由に使わせてもらおうと思います。

月の開発は月の超巨大ゴーレム『ルナ』に任せればいいでしょう。



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