262話目 偵察宇宙船を改善。(1925)

宇宙に進出し、静止衛星軌道上に偵察宇宙船を置いているのだが、残念ながら解像度が低くて偵察が難しい。


今の錬金工場なら世界的に最高レベルの望遠鏡ができるのだが、今は1925年だもんね。


だが偵察システムを改善する事で何かできないだろうかと思ったところで、

ハッ!と閃いた事があった。


人間の目も右と左で補いあって視界を

改善している。

右目だけ、左目だけであっても不自由である。

なので偵察型バスターマシンのレンズを3つに増やして見たら視界が広くなり

偵察能力が格段にアップした。


それに夜間監視用の赤外線カメラも2つ取り付けた。


偵察宇宙船バスターマシン1号機から7号機は、今も地球を見守り続けているが、『何も無くてつまらな〜い』と

ぶつぶつぼやいている。

2号機も月基地の管理は『つまらない』

とぼやいている、、、


『わかったから。 宇宙戦艦を建造する時はお前達で建造するから。』と

彼らを宥める宇垣昌弘だった。



月基地は地下30mあたりを拡大し続けていた。

自分にキャタピラを取り付けたバスターマシン2号が野球場サイズくらいのエリアを作って広げてドーム基地を置き、ドームを繋げて基地を広げている。


月は地下に豊富に資源があり、

コアがあり、マントルがある。

空気が無いにもかかわらず、精霊達が住んでいた。

風精霊達にとって居心地の良い空気がある環境を地下に作ると月全体から風精霊達が集まってきて寛いでいるようになった。

なるほど。岩石の中や水の中には風精霊がいたって訳か。



そういえば、月にマスドライバーを建設したジオン軍はジャブローにマスドライバーの砲弾を落としたんだっけ。

マスドライバーの建造も考えよう。



連続転移で火星に行こうかな?

いや、金星の方が近いか?


宇宙空間にも魔力はあるから、魔力を集めつつ連続転移で遠くまで行けそうなのは朗報だよな。


ア・バオア・クーやソロモンのような

岩石の塊を拾ってきて、宇宙空間に置くのもいいな。


あくまでも、隕石が地球に衝突しないように隕石から地球を守る為の宇宙要塞という事にすればいい。

今のとこは妄想だけど。

とりあえずは月基地拡大だよな。


エンデュミオンクレーター周辺は

日本の物だ!

魔力増幅炉で魔力を増やして、

月全体を要塞にする事を目指すか!

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