257話目 社会主義の浸透度合い。
宇垣昌弘の並列意識①②③は疲れないので、フル稼働で錬金工場で人型ゴーレムを製造したり、超巨大ゴーレムのアースに指示を出したり、世界各国の収集された情報に目を通して戦略を考えたりと動き続けました。
なので昌弘が目が覚めると脳内知識が
アップデートされてたりしますし、
指示なども済んでおり仕事が楽になっております。
各国の有名な新聞が報道した事が記憶の中に入っているので新聞を読む時間を大幅に少なくする事ができるようになりました。
脳内にあるアメリカ地図を見ながら
ファイルのアメリカ鉱山地図を選び出すとアメリカの各鉱山に○△✖️が表示され、アメリカの各鉱山がおおよそ最盛期に比べて何パーセントほどの採掘がされているのかが一目で解るようになっています。
アメリカの鉱山の採掘状況はストライキが多発しており、どの鉱物も軒並み50%以下の採掘量に減少しています。
石炭価格や石油、灯油、軽油、ガソリンの価格は高止まりしています。
国際的原油価格で原油をアメリカに売っている日本ですが、それに日本の関税とアメリカの輸入関税がかかります
からねえ。
ブライアン大統領の時代から関税はそのまま安いんですがねえ。
デバフ状態は変化無しが、、、
このままでいてほしいですね。
アメリカはアスファルトにも困っており、最近作られた道路にはコンクリートの道路が増えています。
社会主義浸透度に目を向けて見ると、
各州における社会主義の支持者が増えているらしい事もわかります。
デモやストライキの蔓延も酷いですねえ。
高給を支払っている自動車工場は大丈夫なようですが、これからはどうなるかわかりません。
他国の酷い状況に比べて、日本は全然社会主義が入ってきていません。
色でわかります。
真っ白です。
このまま社会主義を日本に入れないようにしたいですね。
さて、アメリカ農家の宇垣への支持者を見てみるか。
『ふふふっ。』と笑いが漏れてしまいました。
人口密度が少なく貧しい農業州だと思われている西部の州の、特に地方の農家はほとんどが宇垣の支持者です。
すでに洗脳済み。
もし、アメリカとの戦争になれば、これらの州の議員達は日本との戦争には
大反対しますし、農家も大反対します。
今は、ここまでですがね。
すでに州に対する愛郷心を増やす教育をしていますよ。
彼らは北部の大都会の連中がアメリカを動かしているのに不満を持っていました。
『そんなに戦争がしたければ北部の東部の大都会の人間が死ね!』と彼らは言い続けます。
アメリカに密かに第三勢力が誕生して
います。
社会主義に似ていますがね。
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