245話目マレーシア独立戦争
マレーシア(マレー語: Malaysia、英: Malaysia)は、東南アジアに位置し、マレー半島南部およびボルネオ島北部からなる地域です。
インドからマレー半島を南下するとマレー半島南部ですし、アジア解放上はボルネオ島も押さえて起きたい場所なだけに、独立戦争が起きるのは、ある意味自然な流れだとも言えます。
そこには大勢のインド系や日系のゴーレム達が参加していました。
インドで独立戦争に使われていた大量の小銃と弾薬がマレーとボルネオに流れ込みマレー人に力を貸して独立戦争を始めました。
もちろん、マレー人、日本人、インド人の大多数が人型ゴーレム達なので、
それなりに守りを強化していたイギリス軍基地をあっという間に攻略し、
シンガポールへ向かいます。
それほど要塞化されていないシンガポールもあっさりと陥落しました。
イギリス軍は少ない戦力しかありませんでした。
インドに戦力を投入し過ぎたせいでしょう。
大兵力の供給元であるインドを失い、
徴兵拒否運動で揉めているとなると
マレーですら兵力が1万人以下になります。
それでも香港には1個師団以上の兵力を置いているようですが。
マレーとボルネオは守れないと思っていたのか、インドよりは穏便な独立になりました。
香港の為にもシンガポールの利権を
確保し続けていたい様子です。
なるほど。
香港の孤立だけは避けたいというのが英国の本音か、、、
中米諸国はメキシコに付いてアメリカへの敵対姿勢を出しつつあるし、
アジアからインド周辺にかけての独立の動きは収まらないし、オランダはオランダ領東インドの兵力を10万人に増やしつつあった。
こうして独立国が増えると包囲されているかのようにオランダ政府には思えるらしい。
だが、もう遅い。
マレーシアすら独立したのだ。
あの強大な英国すらインドの独立を阻止できない、この植民地独立の流れを
小国のオランダが止めれるはずもない。
さて、フランスはフランス領インドシナをどうするかな?
史実の未来にはベトナム、ラオス、カンボジア、中国広東省の一部を含む広大な土地だが、、、
現時点で、ラオス地方の田舎からは
フランス兵士の姿は消えてしまっているくらい、フランスも基地を要塞化して兵士を防衛に専念させている。
民衆に敵意を持たれた状態で暮らす事の恐ろしさを英国は骨身に染みて味わう事になった。
オランダとフランスはこれから追体験をする事になるのである。
フランス領インドシナの成立は1887年に過ぎない。
領土を拡大する為に莫大な費用を失い本国が傾いた経験を持つくせに、
オランダは東インドを死守しようとするのだろうか、、、
史実の石原莞爾が『大バカ者め!』と
言われるのも植民地を得る為に莫大な予算を失い国が滅びたオランダの故事を学んでいないからだろう。
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