227話目1924年、各国の航空機は?

1924年といえば史実の第二次世界大戦の12年前ですが、1924年の4月4日〜9月28日 - 米陸軍が、ダグラス DWCで世界一周飛行を行っている年です。

2機が175日かけて世界一周飛行に成功しています。

(近況ノートに写真あり。)


宇垣航空機は航空機用の空冷エンジンと水冷エンジンを開発して他の日本のメーカーに売るなどして他の日本メーカーを助けていました。


宇垣の航空機はデザイン的には普通で、性能的にも普通です。


ですが、ダンジョン内では10年以上先を進んでいるような航空機を飛ばしていました。


プラットアンドホイットニーのダブルワスプエンジンのようなエンジンの試作も開始します。(空冷星型18気筒エンジン)


それに水冷V型12気筒エンジンや水冷の水平対抗12気筒エンジンなども試作

は終わり熟成中です。


これらのエンジン開発は車のエンジンにも通じますしね。


以前に木製部分が多いイギリスのモスキート双発爆撃機のような機体はウッドゴーレムとして製造ができる為、錬金工場で低コストで大量生産が可能と

話しましたが、モスキート高等練習機(仮)がダンジョン内の飛行訓練施設から飛び立って、パイロットを育成しています。

このモスキート(仮)は非常に期待されています。


史実のP47サンダーボルトはフォッケウルフFw190に200発もの銃弾を撃ち込まれでも撃墜されず、パイロットは帰還する事ができたエピソードがありますが、このモスキート(仮)も材料の原料が木材とは思えない、鋼鉄のように強固で重さが鋼鉄に比べて40%以下しかない木材系複合材料で全体ができているからです。


20mm機関砲を2〜4門搭載。

12.7mm機関銃を4〜2丁装備しています。

で、ありながら機体の表面はすべすべで空気抵抗計数は低いです。


あとはプロペラの改造をしなきゃですね。プロペラの先端が音速を超えない

ようにしつつ、推進効率を上げなきゃいけない。


双発機なのでプロペラの回転方向も左方向と右方向を作らなきゃいけない。


4枚羽根で4mのプロペラを取り付けて

いますが、巡行時と高速時でプロペラの角度を変更しなきゃですから、

大変なんですよねえ。


4枚ならともかく6枚羽根とか7枚羽根

ともなると相当に精密な構造ですからねえ。

あればコピーは簡単なんですがね。


まぁ、難しかったらゴーレムの特性を活かしてプロペラ形状を変形させればいいか。


このモスキート(仮)ですけど、スーパーチャージャー&ターボ付きの1600馬力エンジンで最高速度は660km/h。

航続距離は4000km以上。


最高高度を伸ばすべく主翼を延長する予定です。


なお、ゴーレム機なので空気抵抗を更に減らして更に速度を上げたりも可能です。


大型増槽を2つ搭載可能。

爆弾倉内に800㎏爆弾を2つ搭載可能です。


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