221話目戦艦&空母だけの艦隊。
こうして戦艦と空母だけで編成されそうな、宇垣の秘匿艦隊ですが、メリットが大きいですね。
燃料は補給せずに何日も動けますしね。
いや、アイテムボックス内から重油タンクに補給できますから常に満タンに
できるのですが。
特に駆逐艦とかは航続距離が少な過ぎですからねえ。
まぁ、人型ゴーレムだけが乗っているのなら駆逐艦や巡洋艦をアイテムボックス内に収納して錬金工場で修復し
万全に補給する事が可能です。
太平洋を60ノットで巡航して、
他国が想定もしていない高速で走り回って、暴れる事が可能です。
色々と実験を繰り返したのですが、
転移魔法もありますからね。
宣戦布告後、すぐに大西洋の無人島とか、ニューヨーク沖とかに転移して、収納していた宇垣艦隊を取り出して配置して60ノット巡航してニューヨークに突撃するなんて事も可能なんですよねえ。
アメリカ人は大西洋側のニューヨークや太平洋側のサンフランシスコのような海沿いの街ならともかく、内陸部の街なら安心だ。なんて、思っているんですよね。
だから戦意が衰えない。
アメリカ人が安心だと思っている内陸部の街に20トン爆弾を落としたり、艦砲射撃を打ち込んだりして、安全な街など無い。と教えてやりたいですよ。
それくらいをしないとアメリカが原因の戦争は無くなりません。
ベトナム戦争の開戦謀略のトンキン湾事件も結局はなぁなぁで裁かれる事はなかったですからね。
宇垣昌弘はこの頃から、ちょっと本気になって各ゴーレムに各国を影から支配させなきゃ世界平和の実現は難しいのでは?と思い始めました。
世界で暗躍する連中は平気で嘘をつきますからねえ。
世界の大きな力を持つ国を動かせれば、世界平和は可能だと昌弘は思っています。
少なくとも、世界大戦のような大戦争は阻止したいですね。
日本の軍備だって維持費は安いものです。
大規模な戦争さえしなければ、低税率国家のままで繁栄させる事が可能でしょう。
宇垣昌弘は、日本国民が平和に暮らせる国を作ろうと思っています。
作者より。
宇垣昌弘は10万トン戦艦や空母は通過点だと思っています。
15万トンの空母を連結して30万トンの双胴空母にできないかな?と思っていますし、
このまま大きくして20万トン戦艦を建造してみようかとラフスケッチを描いています。
維持費は安いんだし、大きくしちゃえと思っているようですね。
それに、イギリス、アメリカ、ドイツ、ロシアらの国が追従しようと動けば、かなりの予算を建造費用に注ぎ込む事になるし、維持費は軍事予算を圧迫するでしょうね。
核兵器が誕生する前の世界で建艦競争になれば核兵器の開発の阻害要因になるかもしれないと期待しています。
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