216話目、資源を溜め込む日本
さて、今回は資源の話から話しましょうか。
オーストラリアの炭鉱なんか規模が日本とは全然違います。
ブリスベンから飛行機で1時間の距離のボーエン炭鉱なんか掘り易い露天掘りの炭鉱なのに、幅が50km長さが1000kmもある超巨大炭鉱です。
(幅は神奈川県くらい。長さは千葉から長崎くらいまでの土地が全部炭鉱です。)
そのボーエン炭鉱の石炭が大量に超巨大ゴーレムによって転移されて日本の宇垣傘下の炭鉱跡地に詰め込まれています。
今の日本は全部が精霊に加護された
精霊に愛された土地なので炭鉱でも
火災が起きたりしません。
このように元炭鉱だった跡地周辺が良質な石炭が露天掘りできる(日本基準では)大炭鉱に生まれ変わろうとしています。
もう掘り尽くした小規模炭鉱が露天掘りできる石炭がぎっしりと詰まった露天掘り炭鉱になっています。
まぁ、未来の日本人への、ちょっとした贈り物のつもりなのですが。
各種資源をそうやって溜め込みつつ、
鋼鉄の増産などは好調です。
まぁ、レアメタルも宝石も石油も食料もダンジョンから大量に算出してるんだからダンジョンがある限りレアメタル不足にはならないくらい取れてます。
さて、(密かに)資源を奪われているオーストラリアですが代金としてリーエンフィールド小銃と弾薬がオーストラリア先住民のアボリジニ達に渡されていました。
内陸部のアボリジニ居住地近くには
部族にとって大切な水が湧く水源地
がありますが、それらの水源地が枯渇しないように超巨大ゴーレムが見護る事にしました。
アボリジニ達が武装した事にオーストラリア人達が気がついたら、数少ない水源地に毒を入れたりするかもしれません。
タスマニア島や南部の水が豊かな土地に住んでいたアボリジニ達は水源地に毒を入れられて殺害されていますからね。
病気もアボリジニを絶滅させる為に
蔓延させられましたし。
まぁ、それはアメリカ先住民達も同様ですが。
牛痘がエドワード・ジェンナー(Edward Jenner、1749年5月17日 - 1823年1月26日)
(天然痘の予防において、それまで行われていた人痘接種法より安全性の高い種痘法(牛痘接種法)を開発した。
近代免疫学の父とも呼ばれる。)
によって開発されて、すぐに天然痘ウィルスは悪用されてアメリカやオーストラリアやタスマニアの先住民虐殺に利用されました。
それ以前に行われていた天然痘予防策は、オスマン帝国駐在大使夫人だったメアリー・モンタギューが現地で、天然痘患者の膿疱から抽出した液を健康な人間に接種する人痘接種法(人痘法)を知り1721年に帰国すると自分の娘に種痘接種を施してイギリス上流階級に広めました。
ただ、この予防法では接種を受けた者の2パーセントは重症化して死亡するなど、危険を伴うものでした。
ジェンナーが医師として活動していた頃には、乳搾りなどをして牛と接することによって自然に牛痘にかかった人間は、その後天然痘にかからないという農民の言い伝えがありました。
天然痘に比べると、牛痘ははるかに死亡率の低い安全な病気でした。
ジェンナーはこれが天然痘の予防に使えないかと、1778年から18年にわたって研究を続け、1796年5月14日、ジェンナーの使用人の子であるジェームズ・フィップスという8歳の少年に牛痘を接種した。少年は若干の発熱と不快感を訴えたがその程度にとどまり、深刻な症状はなかった。
6週間後にジェンナーは少年に天然痘を接種したが少年は天然痘にはかからず、牛痘による天然痘予防法が成功しました。
全人類に恩恵をもたらすワクチンが
できた途端に天然痘を細菌兵器として
使い始めるのだから罪深いですねえ。
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