210話目ゴーレム戦艦は進化を目指す。

李書文老師のダンジョンでの修行の様子を描きましたが、ダンジョンで修行してレベルアップしたいと望む『物』が現れました。


なんと!驚きな事ですが、

ゴーレム戦艦達です。


人間体という分身体を持つ彼女達ですが、海軍の人達を乗せて訓練する月曜日から金曜日まではお互いに実弾を撃ち合っての実戦訓練を行う事ができません。

今の日本には敵対国はありませんし、

あらかじめ知らされない戦艦が日本にやって来る事は、まずありません。


現在の戦艦の身体は重巡達のゴーレムコアに任せて、自分達は秘匿された宇垣艦隊の戦艦のゴーレムコアになり、

ついでに魔力増幅炉も取り付けてパワーアップしたいそうです。


そして、自分達の自由な訓練時間が欲しいし、ダンジョン内の海から艦砲射撃をして陸の魔物を倒してレベルアップしたいらしいです。


彼女達ゴーレム戦艦のコアから思念が

伝わってくるのですが、唖然としてしまいました。


艦砲射撃で殺されるドラゴン達が可哀想になってしまいますよ。


『わかった。 満載排水量3万トン級の

『近江』ですら物足りないという気持ちはよくわかった。

『長門』や『高速戦艦の赤城』や『戦艦の加賀』でも物足りないという気持ちは受け取った。

とりあえず、大和級を建造するから、

それを踏まえて改良しよう。』



彼女達ゴーレム戦艦達は最初のうちは

戦艦の艦体に喜んでいました。


30.5cm砲の強力な破壊力にも喜んでいました。


でも、もっと速く海上を走りたい。

敵の戦艦を一撃で破壊できる大砲を搭載したい。

敵の砲撃を簡単に跳ね返す装甲が欲しい。

という気持ちを抑えられなくなっていったのです。


未来知識のアクセス権限を与えなければよかった。(ため息)


戦艦達は波動エンジンみたいなエンジンが欲しいとまで思っています。

ガンダムSEEDに出てきたアークエンジェルに搭載されていた陽電子破城砲が

欲しいとか言っています。

フェイズシフト装甲が欲しいとか言っています。

聖戦士ダンバインのオーラシップのようにオーラエンジンやオーラコンバーターで空を飛べたら、、、と思っています。

孫悟空のように舞空術で空の浮かべたらと思っています。


彼女達はマジです。


カンストするまでドラゴンのような高レベルの魔物を狩り続けるつもりです。


戦艦の身体で『進化』するつもりです。

超巨大ゴーレムの『アース』とは別の

形で進化するつもりになっています。


戦艦の身体で進化、、、

アイアンゴーレムなら想像もできるのですが、戦艦のゴーレムの進化は想像もできません。


グランゾンが、ネオ・グランゾンになったようになるのでしょうか?


それともサイバスターのように進化するのでしょうか。(風の精霊憑依)


『まほろば』になるのかもしれません。

日本の守り神に。



これはゴーレムマスターの宇垣昌弘の推測ですが戦艦の船体全体が最低でも

ミスリルになり、ミスリル戦艦ゴーレムになると思われます。

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