198話目 日本改変②
『よし!沖縄も精霊に祝福された土地になったな!!
後は台湾とグアムだな!!』
宇垣昌弘は精霊に祝福された土地を操作していました。
税率が低いからか、台湾では日本の人気は高く統治は軌道に乗っています。
巨大ダムの建設で経済も活性化していますしね。
そんな中、超巨大ゴーレムのアースから報告が上がってきました。
実はダムというのは電力を生み出せますし治水にもなりますし、プラスもありますがマイナスもあります。
溜まっている水の中に木々の葉が落ちて腐敗すると水の質が悪くなりまして、下流の川の魚や海の魚を大量に
殺害してしまう毒水になってしまうというマイナス面もあるのです。
ダムの中に溜まる汚泥も魚や生き物にとっては毒ですし。
なので宇垣昌弘は日本国内のすべてのダムの水質調査や汚泥や土砂の調査を
し続けていました。
超巨大ゴーレムに命令して調査をさせ続けていたのです。
で、汚泥は浄化魔法で除去できるし、
綺麗にした砂や土は浄化された水と一緒に流していたので下流や流れ込んだ海で魚の大量死は全然発生していません。
日本列島が精霊の加護を受け、精霊に祝福された土地になってからダムの中の水の水質が全然悪化しない事にアースが気がついたのですね。
昌弘達は気がついていませんが、他にも色々な良い影響が出ています。
さすがは精霊様と言うべきですかね。
実は御所や宇垣家に家精霊のような存在が出て自発的に家を綺麗にしてくれています。
善人の居る家には家精霊のような存在が住み着いて家を綺麗にしてくれる例が急増するのでした。
そしてそういう家に悪人が近寄って悪い事をしようとすると気持ちが悪くなって逃げ出すようになるのでした。
お金持ちにはそれなりの苦労があるもので、地方の旧家ともなると、お金を借りにやって来る人が大勢いるそうです。
騙して金を奪おうとしている人間は門に入る事もできないほど気持ちが悪くなるという事が日本で頻発するようになります。
そして何も反省せずにサギを繰り返そうとする人間は精霊に嫌われて運が悪くなり、老化も早くなり病気になり
長生きはできなくなるのでした、、、
日本列島は住み心地の良い国として
世界に知られるようになりますが、
日本は外国の観光客の誘致に消極的で、観光客が増え過ぎて環境が悪化しないように気を配るようになります。
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