193話目南アフリカ連邦での武装蜂起。
1910年5月31日、イギリスの自治領南アフリカ連邦が成立した。
人口のごく少数を占める白人が黒人を強権的に支配する政治体制を敷いている。
その南アフリカ連邦でも1920年に黒人達の武装蜂起が始まった。
(史実では1922年と1924年に大規模な
反乱が起きている。)
イギリスの要請を受けて1万人をインドの反乱鎮圧に派兵した南アフリカ連邦。
黒人の反乱鎮圧と国内の治安維持に特化した警備部隊の派兵だがその隙を付くような武装反乱である。
南アの白人人口は500万人。
黒人人口は2500万人であり2000万人も白人より多い。
イギリスはオーストラリア、インドに続いて南アでの反乱に困り果てた。
陸軍基地にて保管してあった武器弾薬をゴーレムが盗み出して、黒人側が手に入れてイギリス人の虐殺を始めたからだ。
南アに居たインド人90万人も武装蜂起して白人を殺害していった。
白人の農園主を守ろうとする黒人達も居たが、その様な農園主は放置して都市を目指して白人を鎮圧していった。
黒人の暴徒集団が怒り狂って白人の虐殺を始める、、、
イギリスにとって悪夢そのものの光景だろう。
ゴーレム達は荒らすだけ荒らして、
南アから引き上げた。
戦車や装甲車があれば少しは違っただろうに、、、
機関銃を発射する兵士を遠距離から狙撃できる熟練兵が居るだけで暴動の成功率は大きく変わる。
南アフリカはイギリスが手に負えないほど荒れる事になる。
一方のニュージーランドだが、ここでもイギリスは酷い事をしている。
先住民のマオリ族が戦争を起こしたと広大な土地を取り上げているし、、、
オーストラリアは論外だが。
忘れてはならないのが、1600年代には
西洋人は90日間病人がでなければ、
病気を上陸させずに済むという近代病理知識を持っていたにも関わらず、
天然痘の患者が使用した毛布をアメリカの先住民やオーストラリアの先住民にばら撒いて虐殺して人数を人為的に減らしたという事なのだ。
アメリカもイギリスも未開の野蛮人相手なら何をやってもいいと思っているらしい。
その証拠にアメリカ先住民がアメリカ大陸に何千万人居たのかアメリカ人は
全然発表しない。
40万人以下に激減してからは発表しているが。
隠されていて全然出てこない。
中国にすら少数民族はいるのに、
アメリカ先住民の大虐殺の事は触れられたくないのだろう。
低く、1000万人と見積もっても、
1000万が38万人だからな、、、
950万人以上も減ってると言われたくはないのだろうな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます