154話目 あれ?李氏義勇軍が中華1の軍閥に?

超巨大ゴーレムの索敵網によると、

李氏義勇軍がロシア軍と戦っている中で、1番規模が大きな義勇軍であるらしい事が判明した。


だが、悪い事もある。

さすがはパクリ国家の清国。

各地に李氏義勇軍を騙る義勇兵モドキが現れ民衆に対して暴れているらしい。


商人から軍資金を無理矢理に借りようとしたりする許しがたい奴らである。


そういえば、新撰組もやってたが、、、(毛利&島津などの大名家もやってます、、、)


各地を荒らし、民衆を苦しませていた李氏義勇軍の偽物のゴミも討伐しつつ、クズ共のステータス確認し、

『○○出身の○○○達ゴロツキ集団を

李氏義勇軍が討伐した。』

と、なんのかんので1000人ほどを討伐すると偽物は少なくなった。

偽物連中は多くても数十人ほどの少人数のゴロツキ集団ばかり。

ロシアと戦わず、旧式小銃を僅かに持つくらいで馬にも乗っていない。

やってるのは脅迫や強盗や殺人や強姦である。

ほんと、ろくでもない奴らだ。


『この俺様を誰だと思っていやがる!

俺の名前は李大海!

あの李書文の息子だぞ!』

と喚いているのはゴロツキの連中である。しかも、人数も5人と少人数。

アホだろ。


李書文の息子の名を騙るとは愚かにも

ほどがある、、、

服はそれなりだが、李の旗も持っていない、、、


音もなく後ろから近づいた馬がドカドカドカッと後ろから前足で蹴るとゴロツキ達は地面で喚いていた。

使い魔の馬だけに知能が高い。

命令されていないのに、コイツらの身体に前足を乗せて身動きできないように抑え込んでいる。


『李氏義勇軍の名を騙る偽物には死罪

あるのみ。』と服部半蔵が宣言すると、馬達はゴロツキ達に体重をかけて

潰して殺していった。


触れる必要も感じないクズ共である。


もっとも、李氏義勇軍の偽物のクズの1人として○○村の○○達は歴史に名を残すのだが。

このエピソードも未来の漫画に描かれるし、、、



街の民衆に迷惑をかけていたのだろうな。

奴らの遺体に街の民衆が群がっている、、、

(その後の連中の行方はご想像にお任せします。中華には様々な迷信があったそうで、、、)


でも、袁世凱とか、孫文とか、どこで何やってんのかね?


清国の軍隊は全然戦っていない、、、

袁世凱は何処よ?


コサックが怖くて逃げてんの?


この清国は日清戦争の時に日本と陸上で戦って敗北していません。

当時の清国では腐敗が横行していて、

陸軍はろくな装備も持っていないゴロツキ集団ばかりであり、袁世凱は中級軍人として埋もれています。

そこにロシアの侵略ですから、、、

史実の日本軍相手の時は義勇兵も大勢集まったのに、ロシア軍に対しては

清国の陸軍は散々に負けて敗走を続け、今はこの有り様。



李氏義勇軍が怖いのか、ガッチリと守りを固められ、ゲリラ戦をしたくてもロシア軍が分散しなくなっちゃいました。


袁世凱じゃなく、李老師が中華民国の大統領か総統になるかも。と、一瞬思っちゃいましたよ。


あっ、イギリスやフランスやドイツが

李氏義勇軍に接触してきましたよ。


清国人と会うと、まずは『金』を要求されるんでしょうね。

我々が要求したのは迫撃砲や武器弾薬。

軍事に対する知識があり、規律正しく、教養もある我々に驚いていましたよ。

まぁ、当然か。

イギリス軍やフランス軍より規律正しいですもんね。教養も大学レベルの人間ばかりだし。


李老師の雰囲気も只者じゃないし。





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