144話ゴーレム戦艦に関して更なる発見が!
荒れた海に弱いトラファルガー級戦艦なので、沈んだら困ると思い、
ゴーレムコアを移植してゴーレム戦艦化したのだが、いきなりレベルアップした上、新米のゴーレム戦艦とは思えないくらい思考能力も砲撃などの熟練度や行動能力も高い事が判明した。
新品のゴーレムコアなのに、移植しただけで、ベテランのゴーレムコアに成長している!!
そういえば、沈めたグレートホワイトフリートの船でゴーレムコアを移植したのって出来立てほやほやのコネチカットだけで、他の2艦には移植しなかったので気がつかなかった。
まさかこんな事が起きるとはなぁ、、、
物を大切に使用していると付喪神になって命を宿すという事が日本では言われている。
ならば、大勢の国民が期待して、大勢の水兵が乗り込んで大切に掃除をして
磨き上げ、訓練している『戦艦』だと
付喪神になるのは早いのかもしれない。
いや、まだ、なってはいないだろう。
付喪神になりかけているってところか。
戦艦の経験値をゴーレムコアに受け継がせる事ができるとは、良い事に気がついた。
ブランデンブルク級とロイヤル・サブリン級にゴーレムコアを移植してゴーレムコアをレベルアップさせ成長させた。
ベテランのゴーレムコアが10個も増えるとは素晴らしい。
いつか解体する予定でアイテムボックス内で保存していた船からも経験値を吸い上げた。
これからは古い船も喜んで買わせてもらうとしよう。
これでベテランのゴーレムコアが17個も増えた。超大型空母の移植用のゴーレムコアとして温存しておこう。
大型タンカーや大型車両輸送船のゴーレムコアも順調に成長している。
カニ取り艦の『蟹江丸』や『鯨狩丸』
も成長しているしな。
将来の大艦隊建設計画の為の準備は
順調だぜ。
もし、付喪神が付いている艦艇があったら、説得して日本の八百万の神の中に加わって貰おう。
富士達や美濃級や薩摩級の戦艦達も
これだけ日本で人気があって信仰されているんだから、付喪神ができそうである。
大切にしていれば、国を守る為に霊的にも助けてくれる護り神になってくれるかもしれないな。
俺のいた世界の戦艦三笠って付喪神ってるかもしれないな。
そして、日本は八百万の神の国だけあって、色々と守られているかも。
もうすぐ超巨大ゴーレムも地球の半分を包むし、霊的な面でも日本が強い国になったら最強だな。
考えてみたら、神武天皇から受け継がれて来た子孫の天皇が居て、神器と呼ばれる物もあって、国家鎮護の儀式を
毎年やり続けているんだもんなぁ。
そりゃあ、霊的にも強くなるわ。
それに、その国に住む住民の民度の高さも国を強くするっていうしな。
住み易い国だと住民の心が優しくなり
荒れた国だと住民の心も荒れるというな。
アメリカだとユタ州が住み易いとか聞くし。
この17個のベテランゴーレムコアは
大型艦艇のコアに決定だな。
イギリスにもドイツにも感謝だよ。
だって富士達くらいのベテランがこんなに増えたんだもん。
今までは買ってなかった前弩級戦艦の前の装甲艦(例えば「定遠、鎮遠」みたいな船とか、トラファルガー級とか。)だけど、これからは買う事にしよう。
いや、買う為の視察の時にゴーレムコアを移植して経験だけを吸い上げて、
付喪神がいたらコアに移ってもらえば
いいか。
日本までの航海に耐えられないかもしれない船が多いもんな。
アメリカの装甲艦テキサスとか。
近海防衛艦だもんな。
こうして世界各国にいた宇垣海運のゴーレム達は古い艦にコアを移植し経験をコアに移すようになるのだった。
海底で眠っている船に対しては超巨大ゴーレムがゴーレムコアを移植して経験を吸い取るようになる。
で、判明したのは残骸からは経験を取れない事。古過ぎても経験が取れない事だった。
瀬戸内海に幕末期に沈んだ船は期待したんだけど、無理だった。
そして、ゴーレム艦として経験を積んでいる富士や装甲巡洋艦達だが、
日本国民から信仰されているせいか、
特に戦艦は魂の形ができかけており、
このまま20年くらい経過すると付喪神になるかもしれないと判明した。
早ければ1933年頃。
遅くても1940年頃には付喪神化して、
より強くなりそうだ。
付喪神戦艦の付喪神艦隊だとレベルアップと言うより、ランクアップするだろうな。
今の富士達の舷側装甲の厚さで46cm砲弾の攻撃を跳ね返せるようになるだろう。
そういえば、グレートホワイトフリートとの戦いの時に敵の砲撃を受けても『え?そんなに響かなかったよ?』って言ってたのは、霊的に魂ができかけていたからかもしれないな。
バイオセンサーを付けたZガンダムがバリヤってたけど、ある意味、それに近い現象か。
至近距離から撃たれた370kgの30.5cm砲弾をバカスカ撃たれたのに損傷が少なかったもんな。
考えてみたら、内部炸薬が入っていない訓練用の砲弾とはいえ、重さは同じ砲弾が上から降ってくるのに、訓練の時に軽く耐えていたし、、、
チェックした時も損傷は少なかったしな。
じゃあ、超巨大ゴーレムなんか、神になりかけか、神に近くなってるんじゃあ、、、
(作者注、追記。イギリスのロイヤル・ソブリン級戦艦は1889年海軍計画により一挙7隻の建造予算が認められました。
前級である砲塔装甲艦トラファルガー級の設計に基ずいたのですが、前級では防御能力を重視し主砲は密閉型の砲塔に収めたが、砲塔の重量増加を招いてしまいました。
そのため船体形状を凌波性に欠ける低乾舷にせざるを得ず、地中海よりも条件の厳しい大西洋の航行では深刻な問題となってしまっていました。
そこで、本級においては、防御能力は劣るが露砲塔を採用して軽量化し、前後部の乾舷を従来の艦より甲板1層分上げ、艦首部の甲板は水面上5.5 mとし凌波性が向上した。これにより前弩級戦艦の特徴の一つである「高い乾舷」を実現しました。
その他の本級の特徴としては対水雷艇兵器として速射砲を採用し、その搭載数を10門と増加した事がある。
しかし設計段階で想定した戦術は徹甲弾を撃ち出して敵艦の舷側に破孔を開けることであったが、速射砲による榴弾を上部構造物に撃ちこむ戦術が始まると露砲塔では砲身・砲員に重大な損害を受けるおそれが大きかった。また、平時の運用では、外洋航行時は露砲塔から波が浸入して浸水を招いた。
また本級は乾舷が高くなったことにより船体重量が増えてしまった。さらに、重心が上がったためにローリングが激しかった。なお1894年以降、ビルジキールを装備し、外洋航行時の横揺れ防止対策を行った。
1889年に発注が行われ、1892年からその翌々年にかけて
『ロイヤル・サブリン』
『エンプレス・オブ・インディア』『ロイヤル・オーク』
『ラミリーズ』
『レパルス』
『レゾリューション』
『リヴェンジ』の7隻及び準同型艦
『フッド』の合計8隻が就役した。ただし弩級戦艦の竣工などにより陳腐化したため、1911年から1915年にかけてスクラップや標的艦となるなどして退役しています。)
改装して露砲塔で無くした『フッド』
以外は防御力に難点を抱えた欠陥戦艦と言えるでしょう。
グレートホワイトフリートの速射砲による攻撃で日本側の戦艦は速射砲などは大きな損害を受けています。
イギリスはロイヤル・ソブリン級の露砲塔は危険だ!と戦訓で認識したことでしょうね。
日本側が露砲塔なら負けていたでしょう。
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