117話目航空兵育成。

前に魔力を注げば注ぐほどダンジョンは広がると言いましたが、今のダンジョンの1階から10階までは関東平野と同じくらいの広さになっています。

空の高さも1万メートルまで広げました。

そのすべてが肥沃な大地で大きさに見合ったリポップもするので、食肉の生産能力もかなり高くなっています。


何故、ここまで大きさを広げたのかというと、パイロットの育成の為に、高い空と広大な大地が欲しかったからです。

飛行時間3000時間超えのベテランパイロット1万人育成計画の為ですね。


こうしてゴーレムにパイロット訓練させたのは初めてですから手探りだったのですが、飛行時間が200時間しない内に『航空兵』にジョブ設定できるようになり、航空兵ジョブになると

かなり操縦が上手くなる事が判明しました。

『航空兵レベル1』でベテランパイロットと言ってもいいくらい上手くなります。

その後は経験を積めば積むほど上手くなりますね。

パイロット向けのスキルも沢山覚えますし。模擬爆弾を投下すればするほど、『爆弾投下技能レベル』も上がりますし。命中に補正されるようですよ。

『雷撃技能レベル』も命中率が高くなりますね。

パイロットの育成が上手くいきそうで

良かったですよ。


更に、過給機のターボの開発も順調です。

史実のアメリカ軍は第1次世界大戦の頃からターボの実用化に資金を投入して、ずっと研究開発し続けて実用化してますからね。

それに比べると史実の日本の過給機の開発は始めるのが遅すぎますよ。

航空機にも戦車にも使えずに戦争が終わってる有り様ですからねえ。

これはアメリカを誉めざるを得ませんね。

エポキシ系の接着剤もそうですよ。

航空機の強度が大幅に向上しますからね。

なので理系の大学の研究室に大金を投じて研究開発を進めていますよ。


最近ではチタン合金の研究が進んでいます。

研究が進むのもレアメタル資源やチタンの採取が進み豊富に純チタンを手に入れられているおかげもありますね。


なお、加工し難くてもいいから、

可能な限りの強度を高めた装甲やチタン合金も開発中である。

錬金工場ならいくらでもコピーや加工が可能ですからね。


今、歩兵用の防弾プレートを開発中である。


更に複合装甲も視野に入れています。



『ステータスオープン』

ステータス画面を開きます。

住所、名前、国籍などが表示され、

ここまでは鑑定スキル持ちの警官や憲兵、入国審査官も見る事ができますが、ダンジョンマスターにして超巨大ゴーレムのマスターである俺には、更に見れるものがあります。

それはステータス画面の2ページ目以降、、、

各幹部職のゴーレム達もアクセス権限がある世界地図です。

ここには超巨大ゴーレムが探知できる情報が出ています。

小隊規模以上の陸軍の配置なんてものも表示する事ができますが、基本的にそれなりの戦力以上しか表示されないようになってます。


ヤクザとか犯罪組織を支配する時に役に立ってくれましたよ。

現在の日本の治安が凄く良くなっているのも犯罪者が減ったからです。

スリも包囲して逮捕できますからねえ。


俺が元の世界に帰れなかったのは未来の世界でやり過ぎた未来が予知されたからとか言われましたが、何をやったんだろう、、、

いや、やり過ぎたのが神に受けてスカウトされたような気がするのだが。


たとえば、『東京○リベンジャーズ』

見てた時、『俺がいたら天竺潰すのに。』って思っていたんだよな、、、

豪傑系のゴーレム達も大暴れできて

嬉しいだろうし。

日本の全ヤクザ組織を潰したのかな?


大麻系のまだ非合法化されていないグミを売ったり、作ったりしてる連中とかも壊滅させているかも。


俺でなきゃ麻薬とかを根絶できないと

思うんだよな。


で、どこまでやったんだろうか、、、

未来の世界の闇がどれだけ深かったかによるな。


まさかとは思うが、明らかになった事実でも相当な事が出てるからなぁ。


で、超巨大ゴーレムは知能も高いだけに情報を収集して、俺が知っとくべき

情報をピックアップして教えてくれるんだけど、これは?

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