62話目疲れた、、、

なんか疲れた、、、

それが正直な本音だ。

患者が出ている場所を特定し、住民全員のステータスを鑑定し、埋め立てる事ができる沼や池は焼いて埋め立てた。

だが、田んぼとなると抵抗も大きい。

説得するのは骨が折れた、、、

『我々は治療してまわっているが、

この田んぼから地方病(日本住血吸虫症)の患者が出てもいいのか!

子どもが死んでもいいのか。』とキツい言葉を言ってしまった、、、


正直に言うと低湿地での水田での米作りは諦めてほしいと思ってる。

畑にするか、果樹園にするか選んでほしいと思ってる。

低湿地地帯の人は全員を引っ越しさせたいと思ってる。

治療と浄化で大量の魔力を使用しているが、浄化した後に中間宿主のミヤイリガイが住み着いたら元の木阿弥だ。

レイライン(竜脈)の魔力を使用して

山梨県と静岡県の全域を浄化したくなったほどだ。

東京の荒川近辺や千葉の蔓延地帯は

やってしまおうかと思ってる。

謎の発光現象に人々は驚くだろうが、、、

あとミヤイリガイの姿はわかったので、ミヤイリガイを呪って

広範囲呪詛魔法を使うのもアリかなと

思ってる。

蔓延地帯全域の似ている貝も死ぬかも

しれないが、エリア内だけだしな。


今回、自然が残ってる明治時代なのに、多くの湖沼を滅ぼしたのはやり過ぎかもしれない。

発見されていない新種の生物が絶滅したかもしれない。

だが、俺はやるつもりだ。

県と県民全員を浄化すれば、大幅に

日本住血吸虫は少なくなる。



山梨県甲府盆地底部一帯を浄化し、

利根川下流域の茨城県・千葉県、および中川流域の埼玉県、荒川流域の東京都のごく一部を、一ヶ所一ヶ所潰してまわり、小櫃川下流域の千葉県木更津市・袖ケ浦市のごく一部の蔓延地帯を浄化しつつ、富士川下流域東方の静岡県浮島沼(富士川水系に含まれる現:沼川)周辺の一部を浄化した時は疲れ果てていた。

もう2ヶ月も地方をどさ回りしてる。


早く温泉に入りたい。

美少女ゴーレムとイチャイチャしたい。

こんなヤバい病気が蔓延してる場所に

住むなんてバカか!

なんで、こんな場所に嫁に行く!

別の場所に引っ越せよ!

クソが!

と心の中で呟いているくらい荒れていた。

(人口が多い場所の近くは別ですが。)

マジで蔓延地帯では生身で歩きたくない、プチモビルスーツのような機械の中に入って移動したいと思っての作業でした。


だが、清国の資源や朝鮮半島の資源はすでに奪ってスカスカだから奪えない。

『えっ?マジで朝鮮半島の資源は何もないの?』

「地下500m以下から地下10kmまでの

朝鮮半島の資源はすべて吸収済みです。

更に地下20kmまでの資源も吸収しますか?」

『地下深くまで根こそぎ吸収してくれ。その後はそれぞれの資源が日本の我が社の鉱山で採掘できた事にして

使う事にする。』


(こうして朝鮮半島はすべての資源を失うのでした。)

(ええ。八つ当たりです。)


まだ、芦田川支流、高屋川流域の広島県福山市神辺町片山地区、および隣接した岡山県井原市のごく一部。とか、


筑後川中下流域の福岡県久留米市周辺および佐賀県鳥栖市周辺の一部が残っているとなるとうんざりしてくる。


治療系スキルと浄化スキルのレベルが上がったほどだ。

この2つはかなり高レベルであり、

上がるのが難しいと思っていたのだがな。おかげで範囲が更に広がって、

消費魔力が下がった。

魔法熟練度が上がったのも嬉しい。

今なら長距離転移を少ない魔力でできそうだ。


まぁ、一ヶ所行って済ませたら、1日休んでって休み休みやってたものの、

自然を破壊するのは、なんかストレスが溜まるんすよ。

特に湖沼の埋め立てね。


これで、東日本に日本住血吸虫症の患者は居なくなったはずだけどね。


ゴーレム達は人海戦術で罹患者を探してるよ。


ついでに病気持ちを発見したら、

片っ端から治療したよ。


病気耐性を持っていない人間には

片っ端から、病気耐性を付与したし。


ガンとか色々な病気を全部治したよ。


あと、県丸ごと浄化もやった。茨城、千葉、埼玉、東京。

残りの地域をやったら、念入りに

山梨と静岡をもう一度県丸ごと浄化しようかな。



「芦田川支流、高屋川流域の広島県福山市神辺町片山地区、および隣接した岡山県井原市のごく一部。」


「筑後川中下流域の福岡県久留米市周辺および佐賀県鳥栖市周辺の一部。」

の2つは県丸ごと浄化でいいか。

と言いたくなるほど疲れてた。


大型犬を飼って、「パトラッシュ」と

名付けたくなったよ。




日本国内にいる、すべてのヤクザを支配下に置いた俺だが、当然だが、

中には凶悪な犯罪者も居た。


彼らは今、刑務所で熱心に掃除をしていた。ぞうきんの水を何度も取り替えて拭き掃除を行う。

看守には『はい』『はい』と命令を聞き、刑務所内の掃除に余念がない。


これは魔法契約書で魂を縛り、善人に無理矢理している状態だ。


彼らは罪の重さによって未来が違うが

、刑務所を出所後に宇垣財閥に引き取られてお掃除ボランティアとして死ぬまで働く清掃奴隷になる運命の者が多い。だが、霊山や神社や仏閣の清掃や

地域の清掃を行うボランティアは、

陰徳を積む事になるのも確かだ。

生きている時に陰徳を積んでいると、

死んでからの地獄での刑罰が軽くなる

らしい。

と、質問したら、神から返事が来たから事実なのだろう。

死刑になる以外の凶悪犯人はこんな感じになっている。


もちろん、戦争の時は最優先で招集されて各連隊の中にある宇垣ゴーレム部隊に所属して工兵や輜重兵として縁の下を支えるのだ。


今のところ、戦争の予定はないが。



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