第47話清国に激怒する列強。

ベトナム独立派とフィリピン独立派だけど、現在は共闘関係にあって良好な

間柄です。

で、両方とも清国のマフィア組織には繋がりがあったりするんですけどね、

金を払って武器を流してもらったら、

マジで買えましたよ、ロシアと戦う清国がアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスから買った武器や弾薬が、、、

ロシアに滅ぼされるかもしれないのに

武器を横流しして金を手に入れるとはね。

外国に逃亡した場合の事でも

考えてるんですかね?

さすがは腐敗した清国の高官。

いや、宦官か、軍人か?

数百丁以上の小銃には唖然ですわ。

ベトナム独立派にも200丁を超える小銃が渡りました。

一度の取引で500丁単位ですわ。


でね、できるだけ武器弾薬を手に入れてからゲリラ戦の開始ですよ。

米軍に死者が続出しています。

で死んだゲリラの持ってる銃を見ると

米国製、、、製造ナンバーを確認すると清国に売った物が横流しされて、

フィリピンにやって来てて米軍が大激怒ってわけですよ。

激怒された清国政府だけど、

なんで、そうなったのか弾薬庫が誘爆してしまったのでわからないって

答えるしね、、、

証拠の隠滅工作にしか見えませんよね。

証拠の隠滅の為に爆発させたのは事実でしょうけど。


清国から外に流れた武器はベトナムに流れたのはフランスを怒らせたし、

フィリピンに流れたのはアメリカを怒らせたし、マレーやインドに流れた武器はイギリスを激怒させました。


大体、前線で戦っている部隊に補給も

せずに最後方の上海に備蓄しているのが腐ってますよ。

まぁ、保管場所から横流しされ、

輸送途中で横流しされ、中抜きされ、

前線に届いたら兵士が逃げるついでに

叩き売られたりしてるんですけどね。


(史実の義和団の乱の時も義和団の兵士が包囲している列強各国の人間達に

武器や弾薬を売りに来てましたしね。)


そりゃあ、面白がってアメリカの新聞は清国を批判しますよ。

援助物資が横流しされ消えたりしてるんだから。

援助した物資の1%も必要な場所に届かない『腐敗した国、清国』って書きますよ。

批判すればするほど新聞が売れるんだから。

セオドア・ルーズベルト大統領は『清国をロシアに渡すわけにはいかない。』って言うけど、多くの議員に

叩かれてる。

アメリカ中の新聞がルーズベルト大統領をボコボコに叩いてますよ。

(洗脳魔法のおかげ。)

腐敗した清国に肩入れしてるから

ルーズベルト大統領まで憎まれてます。


1901年、ウィリアム・マッキンリー大統領が暗殺され、42歳(米国史上最年少)で大統領に就任したセオドア・ルーズベルト(共和党)だけど、

鉄道を支配していたモルガンを反トラストで規制したり、独占禁止法を制定したり、企業規制を増やしてるからな。モルガンや大企業も怒って攻撃しているのかもしれませんね。


それにフィリピン独立派がアメリカ人に対してゲリラ戦をし続けているのが効いていますね。断続的に死者が出ていますから。ゴーレム達もゲリラ戦を

頑張ってますし。


それにマラリアやデング熱や黄熱病が蔓延してパナマ運河の工事が遅れに遅れています。

史実では10年かかって1914年に完成したけどどうなりますかね。

一隻を通す為に莫大な水資源が必要になるのがパナマ運河の弱点、、、

密かに水を抜くのもいいですよね。

妨害工作はなんでも試す予定です。


セオドア・ルーズベルト大統領がここまで叩かれると、F・D・ルーズベルト大統領(民主党)は誕生するのか疑問になってきますね。

ここまでアンチが増えるとイメージを

良くするのは大変ですよ。


史実のグレート・ホワイト・フリートってセオドア・ルーズベルト大統領の

発案だけど、

これは無くなったかな?

それとも強行するかな?

日露戦争の講和の仲介でノーベル平和賞を受賞したのは無くなりましたしね。


まぁ、人気があるのに2期で大統領職を辞するのは褒めなきゃね。

いや、タフト大統領の後に出馬したか。

ルーズベルト家の2人が3期やろうと出馬したり、3期やって4選を目指したり、ほんと権力欲が酷い。


ともあれ、清国が腐敗していて酷いってイメージ付けはできたし、アメリカの多くの新聞にセオドア・ルーズベルト大統領を叩かせてイメージダウンさせたのは良かったですよ。

この人は有能だから叩いておかないと。なんせ、人気の高い大統領ですから。

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