第14話 日常!

「おーはー・・・べりあ・・・ぐぅ。」

「起きるんです?」

「うー、おぎるぅ。」

「珍しいですね、次の日に起きるの。」

「うん、なんか休憩時間暇だから書いてるらしいよ。」

「・・・暇なんですね作者。」

「あっちは毎日書いてんのにな!」

「まぁ良いじゃ無いですか。」

 ・・・・うっさいわ。


「でー、今日のお客さんはー?」

「はい、72人入ってますね、そのうち10人程のパーティが聖騎士の様です。」

「まーーーた来たんかアイツら!」

「はい、10階にハマりました。」

「・・・聖騎士だよね?」

「はい、聖騎士も男だと言う事ですよ。」

「ふぅぅぅん。」



「そう言えば、魔国から使者が来るそうです。」

「来なくて良い!」

「まぁまぁ最後まで聞いてください、代理とは言え、一応魔国のトップになるんです、給料出るらしいですよ。」

「な・・・んだと?いくら!?いくら!?」

「その話も踏まえての話らしいです。」

「・・・しょうがないなぁぁ、会ってやるかぁ。」

「マスター、顔がニヤついて汚いです。」

「汚いとはなんだよ!乙女に向かって!」



「まぁ来るとしても3話くらい先だと思いますよ。」

「いや、時間か日にちで言いなさいよそこは。」

「それじゃマスター、お仕事お願いします。」

「えー。」

「えー、じゃ有りません、まず25階層の魔族軍からの報告書、こっちはコカトリス養鶏場の設備投資、こちらは50階層までのダンジョン拡張見積もり書・・・。」

「ちょっと飯食ってくる!」

「ちょ!マスター!待てこら!」




「ふぅ、やっはしばらく寝て過ごした方が、良いな、お、街見えた。」



「こんちゃー!」

「お?カオちゃん久しぶりじゃ無いか、飯か?」

「うん、最近何かあった?」

「そうだなぁ、聖騎士っぽいのが常駐してるっぽいが、それくらいか?」

「平和が1番!」

「まぁな。」




「さーて、久しぶりだなー、今日の定食はなにかなー。」


カランカラン


こんちゃー!

「カオちゃん久しぶりじゃ無いか、ずっと寝てたのかい?」

「うん、昨日起きた。」

「そうかい、食って行くでしょ?」

「うん!定食!」

「あいよ。」



「ほい、今日はスパゲッティって奴だ、カオちゃんの教えた機械が出来たから最近使ってるんだよ。」

「おー!いっただきまぁぁす!」



もぐもくもぐもぐ・・ズルズルっ・・・もっもっ。


「うまぁぁい!」

「何か良い味付け知らないかい?」

「明太子・・・は無いか、トマトと肉ミンチとチーズでミートソースとか?あとニンニクと塩漬けベーコンでペペロンチーノとかがカンタン美味しい!」

「へぇ、使ってみるよありがとう。」

「えへへ。」

 頭を撫でられ喜ぶ香織。


カランカラン



「お、良い雰囲気の飯屋じゃねーか。」

 (うわぁガラ悪。)

「お、嬢ちゃん可愛いな!飯奢ってやるから酌しろよ。」

「い・や・で・す。」

「あぁん?生意気だなぁ、俺たちは銀級だぞ?」

「で?」

「あんたら!子供に絡んでんじゃ無いよ!」

「うっせえ!年増はだまtぐぁぁぁ!!!」

「おい!ババァてをはなsぎゃぁぁぁ!!!!」

 速攻でアイアンクローで持ち上げられる男2人。


ぽいっ


「おとといきやがれ!」

「何あれ。」

「最近ダンジョンで良い武器が拾えるからって、他国からも冒険者が来てんのよ。」

「ふぅん、治安悪くなっちゃった?」

「そうでも無いね、冒険者なんて何処もあんな感じさ、売り上げが上がってウチはありがたいさね。」

「そっか、うん、ご馳走様でした!」

「はい、お粗末さまでした、またおいで。」

「はーい!」




「ただいまぁ!」

「マスターなんで逃げたんですか。」

「仕事嫌だから?」

「もー、書類は終わらせましたから、宝物庫の補充お願いしますね。」

「はーい!」

「・・・街で何かありました?」

「べーつにぃ?」

「終わったら今日は瘴気室で休んでくださいね。」

「はーい!」

「・・・きもちわるっ!」

「なんでよ!」

「嫌な顔をせず、良い返事・・・拾い食いしました?」

「するかぁ!!」





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