日本にはかつて富士山より高い山があった
日本にはかつて富士山より高い山があった、という事実があります。
その山は「新高山(にいたかやま)」と呼ばれ、台湾の中央山脈にありました。標高は3,952mで、富士山よりも176m高かったのです。
新高山は、1895年に日本が台湾を領有したときに発見されました。
日本の登山家たちは、この山に挑戦しようとしましたが、台湾の原住民の抵抗や山の険しさのために、なかなか登頂できませんでした。
1937年にようやく、日本の登山隊が新高山の頂上に到達しました。そのときに、山の名前を「新高山」と命名しました。
新高山は、1941年に太平洋戦争が始まったときに、日本軍の暗号として使われました。
日本軍は、真珠湾攻撃の開始を「ニイタカヤマノボレ」という言葉で伝えました。これは、「新高山の峰に登れ」という意味でした。
1945年に日本が敗戦し、台湾を返還したときに、新高山は日本の領土から外れました。
その後、台湾の政府は、新高山の名前を「玉山(ユイシャン)」と変更しました。現在では、玉山は台湾の国立公園に指定されており、多くの登山者や観光客に人気のある山となっています。
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