2000年前に作られた自動ドア
史上初の自動ドアは二千年以上前に古代エジプトで作られていました。
その発明者は、数学者であり発明家のヘロンという人物でした。
ヘロンは、蒸気の力を利用して神殿の扉を開閉する仕組みを考案しました。
この仕組みは、水を入れた密閉容器から2本の管を出し、一方を空洞になった祭壇に、もう一方を空のバケツに入れたものでした。
祭壇に火を灯すと、空気が膨張して水がバケツに移動し、バケツの重さで滑車が回って扉が開くというものです。
火が消えると逆の動きで扉が閉まるという仕掛けでした。
この自動ドアは、現代の電気式の自動ドアとは違い、観音開きのようなスタイルで開閉したのです。
ヘロンは、この他にも自動販売機や蒸気機関など、多くの発明を残した天才でした。
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