第23話嘘では無い真実!
ギャアーー!
白眼を向いて泡を吹いているララ・レイラの子宮内はズタズタに切り刻まれ産道セミの前足によって深い傷を負い出血は千mlに近かった!
居合わせたボートスタッフとハイキング客は凄惨な現場と化した修法ヶ原ボート乗り場は、やがて県警特捜隊から神戸北署へ引き継がれ言細かい捜査に移って行った。
「手漕ぎボートに乗り移ろうとしていたお腹の大きい妊婦さんが突然苦しみ出して船底に倒れたんだよ!だからそこ!」
「ホレあそこ!」
「血が波打っとるでしょう?」
「ご婦人が倒れ込んでね! 」
「心配して観てたんだけどね、セミの幼虫が出てきて・・・、血まみれの顔は人間の顔だったよ。」
嘘は付いてなかった。
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