Chapter 5


「……てっきり、わたしはそういうのってフィクションだと思っていましたけれど、でも、実際あり得てしまうんですね」

「…………」

「……その【異世界】には、よくありがちだっていう剣と魔法はないんですよね」

「…………」

「……ドラゴンもエルフもいない」

「…………」

「いるのは、銃と、あと、ブッチ・キャシディっていう人で」

「…………」

「……そして、わたしこと浅倉アトリは、そんなブッチ・キャシディだっていう人に」

「おい……」

「……かどわ~か~さ~れて、奪わ~れ~て~」

「だああああっ、もう、いい加減にしろってんだよ!」

「……わた~し~の、大事~な~もの~」

「だから、止めろってんだ! 変な節つけて、そういうこと歌うの」


 つらつらと並べ立てられるのは、アトリの恨み節である。それを延々と浴びせられるのは、される側にとっては精神への拷問だ。


「……だって、ブッチさんはあの後奪ったじゃないですか。……わたしの大事なものを無理矢理」

「あのなァ、ってか【異世界人】、頼むから聞かれた変な誤解を受けかないようなことを吐き散らすの止めてくれねぇ? マジで」

「……アトリです」


 だが、アトリは食い下がる。「ブッチさん」に対して。

 ここで言う大事なものっていうのは、アトリの私物が詰まったリュックサックのことだ。

 しかし、「ブッチさん」にしてみればわけのわからない原理とスペックで動く得体の知れないものが詰まった、危険物でしかない。なので「ブッチさん」は安全のため、あくまで安全のために、金庫に軟禁する決断をし、実行した。

 ちなみに、その金庫は、アトリが座席代わりに腰を下ろしていたりするのだが。


「……けれどですね、元はといえばブッチさんが」

「とりあえず黙れ、ってか、お黙りやがれ」

「……むぅ、ですけれど、ブッチさん」

「お黙りやがれってんだ。紳士で温厚な俺でも、キレるときはキレるぞ」


 強盗団の親玉みたく、ドスをきかせた声でそんな事を言われたら、黙るしかなかった。それ以前の話、その例えは間違いなのだけど。


「分かりゃいいんだよ」


従う他なかった。不本意ではあるけれど。


「ブッチさん」の腰には、銃が吊られている。もしも、「ブッチさん」が引き金を引けば、銃弾はアトリを撃ち抜くことになるだろう。


「分かったら、黙って大人しくしていろ。そうすりゃ、銃は向けん」


 そう言う「ブッチさん」は、強盗みたく様になっていた――流石ってしか言いようがないぐらい。

 それもそのはず。「ブッチさん」の本業は、強盗なのだから――元、だけれども。

 強盗みたくではなく、正真正銘のプロの強盗なのだから――もう、とっくの昔に引退しているとはいえ。

「ブッチさん」こと、ブッチ・キャシディは。

 かの【ワイルドバンチ強盗団】の名声と悪名を広めた、史上最高の無法者アウトローこと、ブッチ・キャシディは。


 己が名を旗印に【ワイルドバンチ強盗団】を組織し、

 首魁ボスとして名うての無法者アウトローたちを率い、

 バイタリティあふれる戦力と巧妙な作戦を用い、

 数多くの銀行や列車に襲撃を仕掛け、

 鮮やかな手口で大金を奪い、

 荒野や山脈を縦横無尽に駆け回り、

 数多くの保安官や自警団といった法執行官、

 それどころか、最強最悪の追っ手として放たれた【ピンカートン探偵社】の追跡までも振り切って、

 一度も捕まることなく逃げ果せたという、

 無法者アウトローの歴史に燦然と輝く生きた伝説。


 とはいえ、それは過去の話――それもちょっとやそっとどころじゃなく、一世紀レベルの昔だったはず。アトリが元いた世界では。


「……信じたくない気持ちは山々なんですけどね」


 もし、これが夢だったらどれだけよかっただろう。

 しかし、これは紛れもなく現実なのだ。


「……なんの因果か分かりませんけれど、わたしが今いるのは普通にあり得るはずのない世界なんですよね……」


 そう、ここは現実の世界ではなかった。アトリが現実と認識するのとは異なる現実によって成り立つ世界、アニメやラノベでいうところの【異世界】ってやつで――


「……ちょっとそこまで行こうとしたら【異世界】に行ってしまった女の子なんて、普通いませんよ」













 例えばの話――

 地図に載っていない孤島には、財宝を守るドラゴンが潜んでいるかもしれない。

 南国の海の底には、人魚たちが暮らす貝のお城があるかもしれない。

 ブロッケン山では、今でも魔女たちがヴァルプルギスの夜を行っているかもしれない。

 かげろうみたいに繊細で美しいエルフ、髭もじゃで大酒飲みのドワーフ、闇の中を孤独に生きるヴァンパイアは、もしかすればアトリが元いた世界に存在していたかもしれない――きっと、人間なんかと仲良くする気がなかっただけで。

 けれどもこの【異世界】は、そんなものが存在するよりずっとファンタジーな要素を持っていた。

 それが発覚したのは、三日前。






 正直、否定したかった。けれども、これは紛れもなく現実なのだ。


「……ええっと、ブッチ・キャシディ……って!?」


「手を上げろ!」って脅されたわけではないけれど、銃を真正面から突きつけられて、アトリは反射的に両手を上げていた。


「……え、だってさっき、ご自身のお名前はザ・サンダンス・キッドだって……」

「嘘に決まってんだろうが」

「……いや、嘘だと言われましても」


 正直、相手が嘘をついていたことは最初から分かっていた。


「……ザ・サンダンス・キッドだって名乗った人は実はザ・サンダンス・キッドじゃなくて、実はザ・サンダンス・キッドの名を騙っていた偽者で……その偽者の正体っていうのは、実はブッチ・キャシディで……って、えぇ!?」


 カチンッ! と、銃が鳴る。

 ザ・サンダンス・キッド――否、ブッチ・キャシディが、構える銃の上に出た出っ張り、撃鉄に親指をかけて起こしていた。いつでも撃てるという意思表示だろう。

 銃を扱う所作は、手慣れたものだった。それこそ、生まれてこのかた全く馴染みないはずのアトリが見て分かるぐらい。銃を突きつけて脅す所作だって、様になっているし。

 でも、そういうことをソツなくこなせるって、人間としてどうなんだろう?


「ンなこたぁ、どうでもいいンだよ。質問に答えろ」

「……えっと、じゃあ、わたしが知っていることだったら、言える限り言います……だから、その」

「なんだ?」

「……撃たないで、ほしいなって」


 了承の証だろう。銃が下ろされる。

 とりあえず人心地ついて、ほっと一息吐く。腕を下ろす。

 その際、ふと、気づく。アニメやラノベで、リボルバー使いのガンマンに対して「リボルバーなんて古臭い銃だ」っていう台詞がよくある。「リボルバーなんて、オートマチック――自動式拳銃に比べれば甚だ時代遅れだ」っていう意味なのだろうけれど。

 いや、気付いたのはそういうことじゃない。

 もしかして、これってコルトM1851?

 はっきり言って、ミリオタとかガンマニアしか知らないような銃だ。

 ぶっちゃけ、クラシカルにもほどがある。だって、コルトM1851って――日本の歴史でいうところ、明治時代の以前の銃だし。

 確か、時の徳川幕府の大老、井伊直弼が暗殺された桜田門外の変で使用されたのって、この銃だったはず。

 けれども、よく考えたらブッチがこの銃を持っていたのは当たり前のことだった。だって、ここはそういう銃を持つのが普通だったのだから。

 ありのままに言うと、ここはそういう世界だったのだから。


「……えっと、じゃあ、ブッチ・キャシディだから、ブッチさんって呼びますけれど」

「ああ、いいぜ、構わねぇよ」

「わたしが知っている限り、ザ・サンダンス・キッドは……いえ、ザ・サンダンス・キッドだけじゃなくて、ブッチ・キャシディも、今はもう亡き人のはずなんですけど……」










「……生存説、二人とも南米のボリビアで最期を遂げることなく生き延びていた説がないわけじゃないんですけど」

「ブッチ・キャディとザ・サンダンス・キッドがくたばったとされるのは、南米にあるというボリビアである……と」

「……二人が死んだことになっているのは、アメリカ西部開拓時代が終わった十八年後の一九〇八年……日本でいうところの明治四十一年で」

「ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッドはアメリカ大陸を植民地にした西部開拓時代と呼ばれる時代の人間である……と」

「……けれど、もし仮にそうであっても、二人が生きていた時代から今日まで、ざっと一世紀は経過しています。……だから、いくら頑張って生きたところで一〇〇歳は軽く越えていますし、失礼を承知で言いますけれど、その……生きていること自体に無理があるのですが……」

「ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッドがくたばったのは、ざっと一世紀前である……と」

「……ざっと、こんなところです」

「成程、ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッドが今生きていることは、現実的に考えてありえねぇことえある……ってか?」

「……そういうことになりますね」

「けどよ、言い方を変えりゃあ、その二人が生きていたっつーことは確かだってんだよな?」

「……はい?」

「はい? じゃねぇってんだ。二人とも、もうおっ死んでいるって言ったのは、お前だろうが」

「……えぇ、まぁ」

「にも、関わらず、だぞ」


 瞬間、ブッチの目が、鋭利な輝きを帯びる。


「問題なのは、何故、お前がそれを知っているかってことなんだよ!」

「……それって、どういう」

「俺はともかく、ザ・サンダンス・キッド……キッドのことだ! 【不死者】の代償を知らねぇわけじゃないだろ、キッドのことを虚構じじつと認識してねェ……その【存在】がちゃんとあるものとして認識できてるってことは!」


 ブッチの声には、血を吐くような苦痛の感情があった。でも、アトリは困惑するしかない。


「【不死者】?」


 分からない言葉を前に、首を傾げた。


「……あの、ブッチさん。……【不死者】とは、なんですか?」

「【不死者】は【不死者】だ。それ以外になにがあるってんだ」

「……分からないです」

「分からない……だと?」


 ブッチの声が、烈火を孕む。


「お前、まだシラを切るつもりだってのか、ァあ?」

「……シラを切るもなにも、わたしは本当になにも分からなくて……知らなくて……」

「分からない? おまけに知らない……だと? 知らないって、お前……お前なァ!」

「……ひっ!」

「なにも知らないって言うんだったら、なんで……どうしてお前は、アイツの……ザ・サンダンス・キッドのことをちゃんと知っている、知っておいてくれているってんだ?」

「……?」


 ブッチが最初に名乗った名前だ――結局、偽名だったけれど。

 だけど、アトリは分からなかった。それだけじゃない、納得することだって。ブッチが言うこと、全部。

 違和感を覚える、覚えざるをえない。いや、違和感があることは最初から分かっていた。だから、覚えざるをえないのは、違和感があることへの違和感――とでもいうべきだろうか。

じゃあ、そんな違和感への違和感って、一体――


「オイ、なぁ、オイって!」


 声に鼓膜を揺すられ、思わず我に返る。


「……ぁ、え!?」

「ってか、お前、大丈夫か? 意識飛ンでたぞ?」

「……大丈夫です、多分……ですけど」


 大丈夫なわけない。

 気がついたら明らかに日本じゃない場所にいて、そこで出会ったのは自称ザ・サンダンス・キッドで、銃で頭を撃ち抜いたと思ったら熱くない炎をぼーぼー出す【不死者】で、その実態は、かの【ワイルドバンチ強盗団】の首魁ボスだっていうブッチ・キャシディだっていうのだから。

 そして、そのブッチ・キャシディが言うに自分の相棒であるザ・サンダンス・キッドの【存在】がありえないことになっているらしくて。

 いや、ありえないなんてことないだろう。

 知名度はマイナーであっても、一応、史実上に実在した人物だし。


「……変、だ」


 それは分かっている。それだけは分かっている。


「……なんか、変だ」


 じゃあ、なにが変なのだろう? それだけが、分からない。


「……それとも、わたしは、なにもかもが分かっていないだけ……だとか?」


 それもこれも、なにもかも全てがアトリが知るものとは別物ばかりのせいかもしれない。実際、ブッチとの会話がきちんと成立しているかだって、疑わしい。

 どんな時だって、きちんと自分を取り巻く状況を知っておくべき――ただそれだけなのに、アトリを取り巻く状況は途方もなく恐ろしい。

 だけど、いつまでもこうして戸惑っていたとして、状況がよくなるわけでもない。

 意を決し、アトリは決定的な問いを口にする。


「……あの、すみません……今、何年の何月か、わかりますか?」


 流石に、これだけは間違っていないだろう。

 多少は時差があるだろうけれども、アトリの記憶が正しいなら、今は二〇一七年の五月だ。

 しかし、返された言葉は、アトリが無意識のうちに願っていた「きっと大丈夫、なんとかなる」っていう一縷の希望を打ち砕く決定打となる。


金烏歴きんうれきで数えるところ、一九一五年の五月だ」


 十月だというのは、合っていた。五月だという、ことだけは。


「……キンウレキ? なに、それ……」


 無意識に発した声は、震えていた。


「……それに、一九一五年? 今、西暦二〇一七年じゃ……」


 瞬間――アトリの身体に走る神経系が、一気に凍り付く。

 故に、アトリは――恐怖に怯怖きょうふする。

 故に、アトリは――おそこわがり、おびこわがる。

 この状況を、正しく理解してしまったために。


「……ぅあ、あああ!?」

「オイ!?」


 ブッチが何か言ったのが、聞こえたような気がした。けれども、知覚することは出来なかった。しようとすることに、思考に急停止がかかる。

 そうしなければ、アトリは間違いなく壊れてしまう、この現状に耐え切れずに。


「……ぁあぁあ、ああ、ああああ!!」


 あまりにもありえない現象の真っ只中にたった一人捨て置かれた、この現状に耐え切れずに。

 気付かぬうちに、アトリは頭を押さえて、絶叫を放っていた。

 ここは日本じゃなかった。それどころか、アトリがそれまで生きていた現実ですらなかった。

 現実とは異なる世界。俗に言う【異世界】。


「いくらなんでも、こんなの……こんなの……! あんまりだぁあぁあああああ!!」


 流石に異常事態と見なしたのだろう、ブッチが何か言ってきたようだった。

 けれども、今のアトリはそれを受け止めることなんて出来なかった。

 声帯を滅茶苦茶に震わせて――ただただ、絶叫し続けた。











「……ええっと、遅くなりましたけど、わたしは浅倉アトリっていいます」

「…………」

「……二十一世紀の日本の人間で、ちなみに歳は十五歳で」

「…………」

「……えーっとですね、驚かないで聞いてほしいんですけれどね……わたし、おそらくこの世界じゃなくて、別の世界から来てしまったようでして」

「…………」

「……ブッチさんからすれば【異世界】ってことになるかもしれないんですけれどね」

「…………」

「……そういうわけなんですけれどね」

「…………」

「……にわかには信じがたい話です、けれど」

「…………」

「……でも、歴とした事実でして」

「…………」

「……そういうわけ、なんですけれどね」

「言いてぇことはそれだけか?」

「……あぅ」


 案の定、思いっきりジト目で見られていた。それも「なんか頭の構造がアレになっちゃって、かわいそうな子だな」っていう目で。


「……まぁ、覚悟はしていたのですが」


 もし立場が逆なら、アトリだってこんな態度に出ていたはず。多分、スマホで番号を検索して黄色い救急車を呼ぼうとするかもしれない。

 けれどもそれは、アトリが現実としていた世界だからこそとれるもの。


「……そもそも、どうしてこんなことになったのやらですよ」


 とりあえず、思い出してみよう。こんなこと、もとい【異世界】に来てしまったことを。

 当たり前だけれど、あるわけなんてなかった。アニメやラノベのネタにありがちな、暴走トラックにはねられてみたいなことなんて。


「つーか、よ……ソイツぁ、どういう比喩だ?」

「……比喩、ですか?」

「漠然としすぎていやしねぇか? そもそも、ここと違う世界ってのは、俺にゃどういう意味だかさっぱり分からんのだが」

「……いや、そのままの意味でして」

「別の大陸とか国だとかだったら分かるんだけどよ……それともアレか? 俺みてぇな、こんな泥臭ぇ庶民なんざとはご無縁であらせられるような、お雅でお綺麗な世界だとでもいうのか?」

「……そういう意味じゃないですってば! ……本当に、もう、全く違う世界なんです。……それこそ、歴史とか文明とか時空とか!」


 駄目だ、納得してもらえそうにない、そもそも、うまく説明出来そうにない。


「……うぬぅ、どう説明すれば信じてもらえるのやら」

「いや、普通、信じねぇだろうって」

「……ですよね、ハイ」

「普通、だったらな」

「……はい?」


 なにか含みを持たせる言い方をするブッチを、アトリは怪訝の眼差しで見てしまう。


「……えっと、それって、どういう……!?」

「いやなに、信じてやってもいいと言ってやっているんだが?」

「……はいぃ!?」


 思わず上げた声は、思いっきりトーンが外れていた。


「ンな驚くこたぁねぇだろうによ」

「……いや、だって、だってですね……まさか、信じてもらえるとは」

「嘘じゃねぇんだろ?」

「……嘘なんてついていません、けど……どうして、信じてくれるんですか?」

「どうしてって、そりゃあ」


 アトリの言葉に、ブッチの目が揺れる。けれども、それは僅かな間のことで。


「ガキの口からあんな悲鳴を聞いて、なんとも思わねぇような男なんか、新大陸フロンティアにいるかってんだ。それに」

「……それに?」

「お前が、信じてくれていたからだ」

「……はい?」

「アイツらみたいにいなくなっちまったんじゃなくて、【存在】自体がないものにされちまったキッド……ザ・サンダンス・キッドを」


 ブッチの口調は軽い。しかし、その言葉の内容は重たかった。


「そのベッド使っていいから、今日はもう休んどけ。少しは気を落ち着かせねぇと、ハゲるぞ」

「……あの、ブッチさん」

「なんだ?」

「……その、なんか、色々すみません」

「謝らんでいいって。ゆっくり休みな。話だったら、落ち着いた時にでもしてくれりゃあいい」


 ブッチは最後にそれだけ言って、部屋から出て行った。


「……もしかして、慰めてくれたのですかね?」


 いつの間にか、炎は消え去っていた。

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