Ep L 再び神々の世紀へ。
ボラスターの民の一大拠点として機能する要塞艦、クリスタルパレス内にて、
「データに無い惑星を検知しました、調査の結果、間違い無く銀河連邦軍残党勢力と思われます」
部下の報告を聞いたプロキオンは。
「ふむ、ご苦労、では此より銀河連邦軍残党勢力の掃討を開始する。クリスタルパレス!惑星ポルスターへ航行!」
玉座に座ったままプロキオンはそう指示をだした。
惑星ポルスター。
唯一残ったレーダーにボラスターの民の戦艦の反応を認識した、
そしてポルスター上空でもそれは確認した。
時間が在ったお陰で修理を終えたバトルメカ数機が飛び立った。
上空に浮かぶボラスターの民の要塞艦クリスタルパレスから多数のロキューが発信した。
ロキューの猛攻に銀河連邦のバトルメカが次々と撃墜され万事休すと思ったその矢先。
何と身体に武器を生やした動物達がロキューを次々と攻撃してきたのだ、
その戦闘の最中にレクシオン1機が撃墜された。
レクシオン2機とイクシオン1機が互いの武器を失ってもロキューの武器を使える事で継続して戦えられた。
「あのバトルメカ…解せんな、私自らが出る。レオルスを出せ」
そう言うと小型船に乗りクリスタルパレスにあるカタパルトデッキから出発した、同時に多量の銀製の砂が降り注いだ。
クリスタルパレスから新たに出たのは、
其までのロキューとは比較に成らない、
巨人と言えた。
全高は推定1500mに到達してる、
おおよその形状は巨人と言えた。
巨人と言える超大型のロキュー。レオルスは地に降り立つと右人差し指を残党勢力の宇宙船が有る場所を向けると、
其所から光線が放たれた。
その威力は戦艦の主砲所か要塞の主砲をも超える、
光線が宇宙船の有る場所に当たると巨大な爆発が起きて跡形も無かった。
残された銀河連邦軍残党勢力のバトルメカは総攻撃をした、
が殆どの攻撃が通らない、途中で止まってる。
バトルメカの肝と言える重力支配装置は移動だけで無く防御にも使えば鉄壁の壁と成るのだ、
そしてプロキオンの乗るレオルスの反撃をした。
レオルスの各部からレーザー砲が精製され、レーザーが発射された。
しかもそのレーザーはまるで生き物の様に曲がったのだ、
連邦のバトルメカに向け曲がるレーザーは回避も出来ずに次々撃ち落とされ。
レクシオンが1機、また1機と壊され最後に残ったイクシオンも一瞬でバラバラにされコックピットを撃ち抜かれ。
撃墜された、
僅かに残った人達は絶望にうちひしがれた表情をして白旗を降った。
レオルスのコックピットにてプロキオンは狂った笑顔をして言った。
「やった!やったぞ~遂に!遂に!総て終わったのだっー!さあクリスタルパレスよ戻るぞ!」
レオルスが空に飛び上がりクリスタルパレスに着艦した。
着艦する直前、小型船に戻った。
クリスタルパレス艦橋、
部下がカタパルトデッキの開閉ボタンを押そうとしたら。
「いや、そこは私が押そう。せめてもののプロキオン女王の労いだ」
そう言ってプロキオスは艦橋にあるボタンの確認をした、
「え~と緑色のボタンがカタパルトデッキの開閉で安全装置は解除が手前のスイッチを奥に倒して作動が手前、赤色のボタンが自爆装置で解除ば手前のスイッチを回すと解除と作動。赤が自爆で緑がカタパルト、赤は押しちゃ駄目。…とこれっ!」
そう言ったプロキオスは赤いダイヤルを回して赤いボタンを押した。
部下達が愕然とした表情をした。それが精一杯だった、
クリスタルパレスが大爆発してプロキオンの乗る小型船が爆発に巻き込まれた。
「さいしゅうかいでこんなおわりかたあり!!!!!」
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッンンンンンン!!!!!
その直後宇宙の各地に点在するロキューに異変が起きた。
具体的には活動停止して砂と成った。
銀河連邦軍残党勢力とボラスターの民の最終決戦はまさかのお約束で自爆装置の作動に寄りボラスターの民の壊滅と成った。
ソレから数年、
ミモザのお腹に子供が産まれ、ニベレケと元下級少佐の間にも子供が産まれた、
僅かにに残った残党勢力のメンバーはソレを気に帰化する事と成った。
アレから大体50年後、
老いたミモザとニベレケは子供達とこう言って祈った。
『星人様、星人様、砂の魔物をやっつけて下さい。呪いの炎を雨で消して下さい、怪我しません様に、皆仲良く慣れます様に、』
クリスタルパレスが自爆してもまだ残ってたナノマシンはサールウスの1ヶ所に残った。
その地は『銀の砂漠』と呼ばれ禁断の地とされた…
クロスが最後に乗ったイクシオンは神格化して逆にボラスターの民のトップ。プロキオン=ティナ=シリウスとその乗機レオルスは悪魔扱いした。
銀河歴改めサールウス歴に成って数年。ソレ
集落はポルスター王国と名を変えて約50年、今日も平穏で在った。
THE END
転生前に課金した結果 @I-Nameless
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