Ep11 人工生命体

「あっすいません」


「いえっ…こちらこそ」


両手に荷物を抱えたクロスは人工生命体の女の子とすれ違った、


すれ違った人工生命体の女の子はミモザと違い身長は小学校高学年位だろう。


人工生命体が何故作られたのか?


オリジンコードセルは生物の遺伝情報を基づいて構築して生み出すのだが、此は『素晴らし過ぎるクローニング』とされた、


遺伝情報に沿えば、性別、身長、体型、頭髪と眼の色等を住宅に設定出来る。


遥かな昔オリジンコードセルを使った再生医療に使った事が遭った、


やり方は患者の体内にオリジンコードセルを体内に入れる。


オリジンコードセルの再構築能力で正常な身体にしようとした事が遭った、


だが此は上手く逝かなかった。


欠損した手足を無理に再構築しようとしたら全体が長く成ったし生まれながらに内臓に異常が遭ったら正常なもののよりは大き目位になる、ただ意外な利点が合って臓器移植を行う際、移植直後にオリジンコードセルを注入すると互いが互いに適応すると判明した。


遺伝情報を元にとしての応用からか混血の問題点を此で解消しようとしたらしい。


「…そう言えば」


荷物を運び終えたクロスはそう呟いた。


女性の人工生命体が多い、


軍隊は男ばかりが多い。相当禁欲的だったりする為か非番の夜にバーを立ち寄るのもそう言う事かも知れない、


更には。


「…大きい」


ミモザ程か匹敵するかそれ位の胸部装甲が分厚目がいる、その光景は男なら目に毒過ぎるだろう。


「でも以外と…」


ミモザの様な自信の首と同じ細さの括れをしてない。


人工生命体精製装置は同じ遺伝情報の人工生命体を何体も精製出来るが記憶は別に成る。


その為ミモザの様な人格は1人しか居ないのだ、


荷物を運び終えてハンガーに戻る途中の事、


誰かの住んでいるプレハブ小屋の窓のカーテンに隙間が見えた。


「…」


うっかり覗いたクロスは別の意味で後悔した。


SMプレイが好きなのがいたとは…


戻れた後。


翌朝、


何時もながらの雑務を行いながら昨夜の事が中々抜けない、


と言うのは。


その夜ミモザは転生させられる前の記憶を少しずつ思い出した様で、


服を意図的にはだけ柔らかな表情をして「何処を触れたい?」なんて言って来たからだ。


思わずやってしまったのだ。


ミモザはどうしてそんな事を言ったのか解らないが転生させられる前は抑えが大きすぎたのか?ソレについては不明のままだ。


Ep11 end

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