Ep10 動物

惑星ボラスターでの開拓も一段落した時。


動物の目撃情報が度々目撃された、


生態系については不明、


外観の最大の特長は身体の何処かに重火器が生えているのだ。


くくりつけたのでは無い、生えているのだ。


牛の群れを見つけた時は、牛の背中にガトリングガンが生えてたのだ、


目撃者は色を失ったかの様に死にもの狂いで逃げたのだ、


川にも魚を見かけたが側面にも魚雷らしきモノを生やした川から数km先に海が発見されたが、釣り針に餌を付けて川に入れたら魚雷で破壊されたのだ、


今の所釣り針が破損程度で済んだが。


怪我人がとか言ってもそれらの武器類じゃ一発で即死だろう、


その為クロスはミモザを連れて調査に出た、


「…ここにも武器を生やした動物達は居るんでしょうか?」


「色んな所で目撃されてる。次に何が出るか解らん」


数日前には胴体にリボルバー拳銃を生やしたカラスが発見されたのだ。あの時は発砲されなかったが一歩間違ったら撃たれたのだ、


小銃を持って無い左手でハンドサインをした誰も居ない様だ。


数m進んだ所で動物が居た、


豚の群れが数頭居たが殆どが背中にロケットランチャーを生やしてる。


当然撃たれたら即死だ。


まだ此方には気づいて無いが見付かったら撃って来るのは間違いない。


これ以上近づくのは危険と感じたのか、


直ぐに撤退した。


逃げる際に気づかれたが撃って来ない、


「…どう思う?」


ミモザの問いにクロスはこう答えた。「此方から危害を加えない限りは攻撃して来ないな」


後日、


武器を生やした動物の対処だが、


やむ無くここはバトルメカで対処する事にした。


出来れば群れからはぐれた一匹を仕留めたいが中々そうは行かないのである、


戦闘機に変形したイクシオンは前方下にガトリング牛を見つけると、


マシンガン数発。グレネード一発を撃った。


ガトリング牛数頭が次々と撃たれ残った牛が背中のガトリングガンで応戦した、


リクシオンが全速で離脱してガトリング牛が追いかけた後。


調査員がガトリング牛の遺体を調査した、弾はどうやって生成されるか解らないが撃って暫くすると再装填する様だ。


その後ガトリング牛の遺体から部品を繋ぎ合わせてガトリングガンを開発して、


更には肉も手に入れられた。


魚雷鮭は投網で何匹か捕らえた。


網は囮で真の狙いは魚雷の誤爆、


同士討ちである。


狙いは成功した投網を失ったが鮭を捉える事が出来た、


その後ロケットランチャー豚は一匹を狙い撃って爆発した後その死体から豚肉と偶然爆発しなかったロケットランチャーを手に入れた、(当然ロケットで反撃された)


ハンガー内の小屋。


クロスとミモザは豚丼を食べながら話してた。


「牛さんや豚さんに鳥さんに重火器を生やしてるならさ今度は迫撃砲サイとか対戦車ミサイル象がいそうな気がしない?」


「居たら居たで困るなソレは」


後日、


迫撃砲サイと対戦車ミサイル象が目撃された。しかも偶然この星に迷い混んだロキューが破壊された。


Ep10 end

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る