Ep7 演習
分割した大型ロキューのクリスタルは3個、
此れを使ってレクシオンを3機開発した。
事実上の先行量産機を下級少佐がテストをしてその後部下達が変わりに乗り慣らしの為の演習をした、
操作感覚は第3世代バトルメカに似ている為問題は無いが大きさが違う為、以前の様にはいかない。
その為の演習だ、
集落から数km離れた草原の生い茂る平原、
演習エリア外にいる下級少佐はジープの上で双眼鏡を手にレクシオンの演習を視ていた、
ジープに備え付けられた通信機越しにレクシオンのパイロット達の声がした。
『幾ら解り合えても許せない事が遭っても、解り合えなくても理解出来る事も遭っても、ボラスターの民のやってる事は酷すぎません?』
『何が正しくて何が間違ってるか何て、そりゃ一様に言えないな』
『専門家の意見だと人為的に記憶を弄るとその反動が起こりうると言ってましたが奴等は何で平気とやってるんですかね?』
『奴等は『種の保存』が目的だ混血等が産まれたら其こそ問題だからだ』
『その為に人為的な事等些細な事だからか?』
互いにそう言い合いながらレクシオンを動かして演習した、
単なるマニュピレーターでの殴りあいから蹴りが入りセンサーユニットとなる頭部で頭突き等をした。時にはテスト動作の時に使ったペンチを使い突撃したが易々かわされて腕を掴まれもがれた、普通の機械なら直すのが凄い大変なのに、もがれた腕はマニュピレーターを残して残りが銀色の砂に成ったがもがれたマニュピレーターを投げ渡され銀色の砂を踏むと、レクシオンを砂が取り込みマニュピレーターを肩に付けるとそこから腕を形成した。
同時刻、衛星軌道上。
足らない部品を何とか繋ぎ会わせて作った人工衛星からロキューを発見したらしく同じく足らない部品で何とか作れたロケットでイクシオンを宇宙に上げた。
「…敵は小型ロキュー数機だけども」
小型ロキューに武装が付いて有るしかも漂う様に動いている様子からスラスター類が故障している事が判明した。
数分後、
小型ロキューから武器類を奪い取った。
奪い取った武器を足らない部品で何とか作れた耐熱シールドの上に乗せて降下した。
幾つか集めた武器類は喜ばしいもので有った、
イクシオンとレクシオンにロキューの武器が装備された。一先ずはロキューがまた襲来されてもどうにか対応出来る。
Ep7 end
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます