第4話 あの日の夜

煉『 ただいまー』


凛『 おかえり煉、今日イルミネーションあるんだけど一緒に行かない?それと行く前にご飯食べに行こ!どこがいい?』


どこがいいなんて聞かれても困る。

そう思いながら煉は言った。


煉『 どこでもいい。』


凛『 なーにそんな素っ気ないのよ、じゃあ私が勝手に決めるからね!』


煉は窓から眺めてた綺麗な夜に惑わされどこか心が行方不明になりそうだった。何も凛の話を聞いていなかったので、後で叱られた。


長いまつ毛に、三日月アイライン、瞼に乗せて光リップ。まるで凛は大人のようになっていた。


煉『 化粧…濃くないか?』


凛『 うるさい!余計なお世話よ!』


そう怒られて、煉たちは家を出てイルミネーションに向かった。


そしてイルミネーションが終わり家に帰った。凛は高校なのにお酒を飲んでいる。今日も調子に乗って飲みまくりベロベロになって帰った。


煉『 お前飲み過ぎだよ。』


煉は呆れながら凛に言った。


凛『 そぉんなおこんなくてもいいじゃぁーん!』


すると凛は煉をベットの上に押し倒した。


煉『 ?!』


凛『 ねぇ煉、しよ?』


煉は興奮しながらも戸惑っていた。

でも煉はされるがままになっていた。

やってしまった。しかも双子と。煉は最低な思いもしつつ快楽と幸福に包まれていた。凛とする気持ちよさ、幸福、快感、全てを得られた。もう忘れられなくなってしまうと知らずに。


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