第7話 初めての合奏
部活が進むにつれ合奏の時間も迫ってきていた。フルートは一番前の席だった。その日の合奏は6月に行われる定期演奏会に向けたものだった。先輩達のスピードについて行くのが精一杯だった私は困り果てていた。そんなことを思いながら合奏を乗り切った。
その日はなんとか最後まで頑張れたが、ヘトヘトでその日は家に帰ったらすぐに寝てしまった。こんなんで大丈夫だろうか?そう思った矢先に驚くことがあった。
後一ヶ月ほどとなってから事件は起きた。合奏中、make you happyを吹いていると指揮をしながら先生に踊れと言われた。戸惑いながら二年の先輩たちに紛れ本番も踊ることになった。実は入部してすぐに楽器よりも先に教えられたのがダンスの振り付けだった。訳もわからず踊ることが決まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます