10~16話まで
10・11話
マフィアの知り合い、ロアと情報交換を行ったロストはレディが摘発した組織に緑の妖精のタトゥーをいれた人員が複数いたことを確認する。ロアも知らない新興組織が現れた可能性に、ロストは危機感を募らせる。
12・13話
ロストが自宅に戻るとドギーの娘、ケイトが勝手に上がり込んでいる。泊まっていくことになったケイトは、ロストにレディのインタビューを取れないかと頼んでくる。学校の課題で好意を持つ少年と一緒になったケイトは彼に良いところを見せたい。
ケイトに、拠点を奇襲したときに殺した少女の面影を重ねたロストは頼みを断れず、レディに話してみると請け合う。
14~16話
深夜、ドギーに呼び出されたロストは、イス・ウォーターの警備会社『レッド・ブランチ』管轄内にある住宅街へと向かう。待っていたドギーに見せられたのは全身がガラス化した死体だった。
死体は奇襲した拠点で殺した少女で、誰が、どうして持ち出したのかはわからないが、ドギーは死体をガラスにする猟奇殺人者がかつて存在したと話す。彼はそれを『カット・グラス』と呼ぶ。
事件は解決していて、目の前の少女は模倣だとドギーは断定するが、目的がわからない以上、慎重に調査すると決める。
翌日、事件が報道され、ロストは証拠の精査にレッド・ブランチ本部へ行ったドギーの代わりに重役会で説明することになる。
解説
10・11話
ロアの経営する店『キャッシュ』は作者の趣味の店です。ロト6当たったらこんな店やるんだぁ、ていう。もっと細かいところまで描写したかったのですが、読む人には関係ない話ですからね。
おすすめ?
女に殴られて半べそかいた男と脂ぎった固太りのおやじが半地下でサシで話し合うシーンの何をすすめろと?
まあ、わりと大事な話はしてるっぽいです。
12・13話
ドギーの娘、ケイト登場。ものわかりのよさとわがままのバランスが大事ですね。ちゃんとレディが一般に支持されていますよ、というのを明示してくれます。それにしても十歳以上年下の女の子に寝ゲロの掃除をさせるロスト。
クズだな。
おすすめは13話。ロストが罪悪感からケイトの頼みを受け入れます。ちゃんと優しいところもあるのだと、ロストを好きになってもらえると嬉しい。
でもクズだしな。
14~16話
はい、きました、シリアルです。みんな大好き、サイコパス。エンタメ業界では引く手あまたの人気者。空気を読まない発言とヘンな笑い方さえさせておけばサイコパス感だせる、お手軽さも作り手には嬉しいですね。
といっても当人が登場するでもなく、ただ作品が登場するだけです。
なんだ出ねえのかよ、てガッカリしないで。取り乱してるロストがすっげえダセェから。読んでみて。
おすすめはロストがダサい14話とカット・グラス、初コールの15話。
そろそろヒロインのエディナも本格的に動き出します。ロストとの関係性も少しずつ変化して……いくのでしょうか。とりあえず寝ゲロはもうしません。ごめんなさい。
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