幕間2 ベッドの上で*

短いですが、ちょっとお色気シーンです。苦手な方はブラウザバックをお願いします。


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ラブホテルの一室で女が目覚めると、裸の男に後ろから抱きしめられていた。


(すぐに帰るつもりだったのに!コイツは無駄に絶倫だな)


本当は一度身体を許しただけですぐに帰るつもりだったのに抱き潰されて気を失ってしまった。


潤滑ゼリーが股の間に残っていて気持ち悪い。女がベッドから立ち上がってシャワーを浴びようとすると、男は腕の力を強め、再び硬くなってきた自身を女の尻に押し付けた。


「ちょっと!止めてよ。もう十分したでしょ?」

「足りないよ!兄さんに言ってもいいの?貴方の大好きな妹は本当はこんなに性悪で淫乱なんですよって。貴方の婚約者を殺そうとしてるって言ってやろうか?」

「殺そうとなんてしてないでしょ。私は知らないよ」

「そういうことにしておいてやるから。いいだろ?」


男は女に聞きながら、舌を唇から耳へ、耳から首筋へ、首筋から胸の頂へと這わせていく。男の手は乳房を鷲掴みにし、もう片方の手は女の股の間に忍び込む。


「ほら、気持ちいいだろ?我慢しないで声、出していいぞ」


ぬめぬめとした男の舌の感触といやらしい手つきに女はゾッとしたが、仕方なく受け入れて偽の嬌声を上げ続ける。愚かな男は気付いていない。新しい潤滑ゼリーをナカに仕込む時間がなかったが、まださっきの残りで濡れているから痛みはない。男が腰を突き上げている間、女は感じる振りをしてただただ恋しい男のことだけを考えていた。

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