第三章「孤独」

第1話 「真実」①

【1】


 その日の世界は一段と凍てついていた。

 空気は悪意を持っているかのように冷たく乾燥していた。

 放っておいたらこのまま世界が時を止めてしまいそうな、そんな朝。


 屋根の淵には氷柱ができて、地面を見ると霜が降りていた。

 そんな気候でも、ニーヴェリタには決して雪は降らない。


 クラウはいつものように、朝食の用意をする。

 ソレラは掃除をしている。

 埃が立たないよう、食卓から離れた部屋から手を付けていた。


 アレシオはまだ部屋から降りて来ない。

 クラウが上に耳を済ませても、物音は何一つ聞こえなかった。


 これほど寒いのだし、まだベッドから出ていないのかもしれない。

 クラウはそう予想する。


「穏やかな朝……」


 そう。

 何の変哲もない、一日の始まりのはずだった。

 けれど、それは一人の来訪者によって打ち切られてしまう。


「クラウちゃん、ソレラちゃんっ! ……と、旅人の兄ちゃん」


 叫びながら、宿の入り口の扉を誰かが開いた。


 クラウが振り向いた先には、憲兵のバルドが立っていた。


 ここまで走って来たのだろう。

 息も絶え絶えで、しかしそれ以上に深刻そうな表情が印象的だった。


「一体どうしたんですか、そんなに急いで」

「ああ、他の二人は居ないのか……まあいい、クラウちゃんだけでも聞いてくれ」

「……なんでしょう?」


 バルドは息を整えようとする。しかしなかなか整わない。

 それは身体の問題ではなく、感情の問題のようだった。

 余程慌てているのだろう。しかし、理由に見当はつかない。


 ----何か、嫌な予感がする。

 クラウがそう感じた直後、意を決したバルドが口を開いた。


「長老が……死んだんだ。今朝」

「え」


 すぐ、脳裏にあの老人の顔が思い浮かぶ。

 アレシオが居なくなった時、クラウに猶予を与えてくれた村の実質的な長。


 決して意見が一致することはなかったものの、村の人間のことを第一に考えていた。

 年寄りだけでなく、村の皆からの信頼も厚かった。

 それだけではない。

 今も魔女を殺しあぐねているアレシオを疑う人も多い中、彼は『列車を動かした功績があるだろう』と言ってアレシオの行動を肯定していた。


 彼にはちゃんと分別があった。

 村長でさえ、魔女退治をしてくれる存在くらいにしか思っていない。

 行動の遅いアレシオに日々文句を飛ばしている。

 そんな、誰にとっても重要な人物が死んでしまったのだ。

 焦ってしまうのも無理はない。


 バルド自身、他のわからずやな老人たちとは一線を画すほど、彼に信頼を置いていた。

 そんな彼が、息を引き取ったのだという。


「死因は……わからないが、もう寿命だったんじゃないのか、と思うよ。流石にな」

「そう、ですか……」


 クラウは言葉に詰まる。

 寿命だった、という言葉が耳に残る。

 彼が村で一番長生きの老人である、というのは周知の事実だった。

 自分の寿命がそろそろであるということを、果たして本人はわかっていたのだろうか。


「あの爺さん、よく言ってたんだ。

 自分は生き過ぎた。

 普通の人間だったら、もうとっくに天国に行っていたはずだ。

 今は『あるはずのない時間』だって。

 だから自分のためじゃなくて、村のために生きることを選んでいたのかな……」

「村のために、ですか」

「村のためというよりは、村の人々のためかな。

 こんなこと、言っていいのかわからねえけどさ……長老はクラウちゃんのことを特別扱いしていたんだよ」

「特別扱い……?」

「ああ、前に誰を生け贄にするか、という話があっただろ。

 一番不幸な少女を、魔女に差し出すっていう、胸糞悪いアレだ」


 クラウは頷く。結局未然に防がれたが、あの時選ばれたのはソレラだった。


「他の多くの人はクラウちゃんを選んでたんだ。両親が居ない、そして脚が不自由で、身体も強くない」

「うってつけ、ですもんね」

「あ、ああ……そうなんだよ」


 バルドは気まずそうな顔をして頷く。

 当人が言葉を選ばずに口にするとは思っていなかったのか、ついたじろいでしまった。


「……だけどさ、あの爺さんは、クラウちゃんを生け贄に選んじゃいけねえって言ってたんだ」

「……え?」

「理由は忘れちまったけど……魔女への生け贄に不完全な肉体を差し出すのは駄目だとか、そもそも車椅子の少女一人じゃ山奥まで行けるかわからないとか。今考えると、無理矢理なようにも感じるな。とにかく否定してた」


 しかし彼の権力は大きかった。

 振り返ると詭弁でも、その時の話し合いはクラウを生け贄に捧げない方向で進んだ。


「だからって、結果としてその矛先がソレラちゃんに向かったら何の意味もないんだけどな。

 けど、あの人はどうにかして守ろうとしてたんだよ、クラウちゃんのことを。

 ……きっと、他人事に思えなかったんだろうな」

「そうですか……でも、どうして」


 自分が彼に一目置かれる理由がわからなかった。

 これまで深く関わったことはほとんどない。

 ちゃんと喋ったのはあの日、生け贄の話をした時くらいだ。

 それなのに、どうしてわざわざ私を気にかけて、生け贄から避けるような行動をするのか。

 わからなかった。敢えて自分が特別扱いされる理由が思い浮かばない。


「そっか、知らないのか……」


 そんなクラウの疑問は、続く言葉によって氷解した。


「あの人の足はな、老化で動かなくなったわけじゃないんだよ。生まれつきらしい」

「……………………」


 つまり、老人の境遇は、今のクラウと同じものだったのだ。

 それだけが理由だった。

 彼は見た目だけではなく、実際の寿命も村の老人達の中で一番であると言っていた。


 言われてみれば頷ける。

 あの荘厳な雰囲気は、長い時をかけて少しずつ形成されていったものに違いないからだ。

 長く生きているということは、何かしら生まれ持った不自由があると考えるのが自然だろう。


 そんな当たり前のことに、どうして自分は気付かなかったのだろうか。


「だからクラウちゃんのことを他人事とは思えなかったんだろうな。

 その苦しみは痛いほどわかるから、あんたにこれ以上の苦痛を強いることが許せなかったのかな」

「どうして、教えてくれなかったのですか、あの人は」

「隠しているつもりもないが、今更言う必要もないだろう、というのが本人の弁だったかな。けれど、本当の理由は別にあるのかもしれない」


 なんとなく、クラウはその理由を察した。


 多分彼は特別扱いされる事が嫌だった、それだけだ。

 良い方向であれ悪い方向であれ、それだけで健常な人間とは違う扱いを受けてしまう。

 村の罪を裁くものであった彼は、平等や公正を何よりも重んじた彼は、そういったことが我慢ならなかったのだ。


 でも、

 だったらどうして、私のことを平等に扱わなかったのだろう。

 村が滅んでしまうかもしれない、だから生け贄を捧げる必要がある。

 そんな重要な局面で、誰よりも冷静に事を運んでくれると思われていたあの老人が、最後の最後で個人を思いやっていた、なんて。


 いや、きっとその答えは単純だ。


「……優しい人、だったんですね」

「そうだよ。だから本当は、生け贄を差し出すことにも胸が痛んだと思うんだけどな」


 それなのに、彼は自分勝手な感情をできる限り隠し続けた。

 自分以外の誰も迷わないように。

 老人の動かない瞳の奥で、どれだけの葛藤があったのだろう。


「でも……だったら私は、そんな優しい人を裏切った」

「裏切ったわけじゃないだろ。だってあれは真っ向からの意見のぶつけ合いだ。

 対立してはいたけれど、そこに裏切りは込められていなかったことくらい、あの人にはわかるだろうさ」

「いえ、違うんです、それだけじゃない……」


 依然として暗い表情を続けるクラウ。

 バルドはそれを心配そうに見つめる。


 落ち込むこと自体は不思議ではない。

 しかし、彼女が罪を感じる必要はないはずだ。

 そんな過剰な責任感は自分を傷つけるだけだ、そう思ったが口には出さない。


 そうしているとソレラが入り口に顔を出し、ほとんど同じタイミングでアレシオが階段を下ってきた。


バルドは同じように状況を説明すると、ソレラの顔に影が落とされる。

彼の所為で自分が生け贄に捧げられる所だったというのに、まるで死んだのが自分の家族であるかのように涙を流した。


「みんないつか、こんな日が来るんだよ」とバルドは彼女に語りかける。

「遅かれ早かれ、誰だってそうだ」

「遅かれ、早かれ……?」

「ああ。長老は少しだけ、その期間が長かったみたいだけどな。

 あれより長生きする人間は中々いねえと思う、そう他の爺さんや婆さんも言ってた。

 それより長いのは、魔女くらいだな」


 アレシオは沈黙したまま、ずっと話を聞いていた。


 この空間だけではない。

 村全体が不安に包まれていた。

 皆、不安定な感情を抱えたままその日を過ごし、眠りについた。


 そんな中で追い打ちをかけるように、もう一つの悲劇が襲う。



【2】


 焦げ臭いにおいでソレラは目が覚めた。


 まだ朝にはなっていないだろうという感覚はあったが、それなのに辺りがよく見回せる。やけに明るい。けれど太陽の光ではない。


 それが火だということにすぐ気付いた。


「火事っ!」


 途端に目が覚めた彼女は、窓から外をのぞき込む。

 眼に映るのは、燃え広がる火の海。木々の焼ける音。

 それはどんどん村へと近付いている様子だった。

 まるで世界の終わりのようだ。それは象徴的ですらあった。


 これまで見たことがないような恐怖の光景。

 しかし、それは決して珍しくないことである。

 乾燥した空気の中だ。木々は簡単に連鎖的に燃え移る。

 この村の建物が煉瓦でできているのも、耐火性に優れているからだ。

 山火事は可能性として有り得る、ということは大人たちは皆理解しているはずだ。


 しかし、それでも恐怖だ。

 そんなことも知らない、まだ十数年しか生きていないソレラにとってはなおのことだ。


 慌ててクラウを起こす。

 彼女もあまり状況を理解できていなかったが、森に近いこの宿が危険であることはすぐに察した。


「早く逃げなきゃ!」


 村の外側のほうにあるこの宿は危険である。もたついている暇はない。


「ど、どうすればいいの……?」


 しかし、車椅子の少女は、そんな状況でもなお走って逃げ出すことはできない。

 幼い妹一人では、彼女を抱えて走ることはできない。


「アレシオさんに頼むしか……」


 そう思ったのに、彼はどこにも見当たらない。先に逃げたのだろうか。

 仕方ない。

 車椅子にクラウを乗せ、二人で外に出る。


【3】


 幸いまだ火は周辺の森を焼いているだけであり、村に燃え広がっているわけではない。

 今のうちに少しでも安全な場所に行かなくては。


「誰か……手を貸してください! 誰か!」


 ソレラは叫んだ。

 しかし、慌てて逃げ惑う村人の誰も反応しない。

 自分たちに目を向けることすらない。

 ソレラは不安な表情のまま、車椅子を引いて広場へと向かった。


 助け合うような余裕のない人々。

 クラウはそれを仕方がないと思った。


 自分たちだけじゃなく、誰もが生きることに必死なのだ。

 他人に手を貸したくないわけではなく、手を貸す暇が無いだけなのだ。


「いいの、まだ燃え移らないから、ゆっくり行こう」

「でも……」

「大丈夫、まだ、安全だから」


 クラウはそう言ってソレラの緊張を解こうとする。

 それまで慌てた表情をしていたソレラは、頷いてから一度ゆっくりと深呼吸をした。

 確かに彼女の言う通り、すぐに火が燃え移るほどではない。

 そんな事にも気付けないほど慌てている自分が一番危なかったな、と反省する。


【4】


 太陽が昇るまで村人達は広場で寄り合った。


「アレシオさん、どこにも居ないけど……」

「きっと、じきに戻ってくるよ」


 本当だろうか。

 ソレラは少し不安になったが、彼が今更この村で迷うとは思えないし、死んでしまうとも思えない。


 彼は多分この炎を消しに行ったのではないか、とクラウは思った。

 大切な時に居ないのは前と同じだ。

 だとすれば、私達を助けるために動いているのだと信じたい。

 これは希望的観測だろうか。


【5】


 朝が近づく。

 突然火が収まり始める。炎の勢いが弱まっていく。

 一瞬にして鎮火されていく様子はまるで魔法のようだった。

 というより、本当に魔法だったのだろう。

 アレシオか、あるいはミーアが火を消したに違いない。

 クラウもソレラも、それくらいは確信していた。


 結局、炎が村まで燃え広がることはなかった。

 宿も無事だ。

 二人は安堵した。


 村の人たちは自分達の生存を喜びつつも、突然起こった天災の残滓に未だ怯え続けていた。


「やはり、魔女の所為だ!」

「呪われてる!」


 どういった理由でそれが起こったのか。

 彼らはいつものように強引に理由を結び付けようとしていた。


【6】


 そして暫く時間が経って、広場に見覚えのある青年がやって来た。

 クラウの予想通り、彼は火を消すために今まで山の方へ向かっていた。


「アレシオさん……!」


 クラウが近寄る。


「急に居なくなってすみません、また心配をかけました」

「い、いえ、いいんです」


 クラウは首を横に振る。


「だけど、あの炎は一体……」

「火事って、まさか、ミーアのせいなの……!?」


 ソレラが言葉を遮って尋ねる。


「いえ……」


 それが魔女の所為ではないことをアレシオは知っていた。

 炎からは何の魔力も感じられなかったからだ。


 あれは自然の炎だ。

 だから、すぐに火を止めることができた。

 もし魔女の炎だったら、アレシオといえどあの規模を直ぐに止めることはできない。もう少しだけ厄介なことになっていただろう。


 しかし、それを正直に言ったところで、さして意味はないのかもしれないとアレシオは思う。

 魔女のせいではないと言って、村の人たちは信じるとは思えない。魔法の火と自然の火の違いなんてわかるはずがない。

 嘘八百だと言われるか、魔女狩りが遅いせいだとさらに糾弾されるか。

 どうしたものか。


 彼の思案は、広場のどこかから聞こえた叫び声に打ち消された。


「魔女が本気で怒り始めたんだ!」


 村人の一人が声高に発言する。


「この村はもう終わりだ!」

「またそんなこと言って……」

「たった一度の悲劇なら疑わなかった。だけど、こんなに立て続けなのはおかしいだろう!」

「立て続けって言うけど……最初から魔女のせいにしてたでしょ……」


 ソレラは小さな声で否定する。


 しかし、あまりにも立て続けに事件が起こりすぎたのも事実だ。

 近年悪化していた寒さやそれに伴う不作。

 止まってしまった列車。


 そして今日、村で最も聡明であった一人の老人が死んだ。

 その死と同じ日に、村を襲った炎。

 ダメ押しのように訪れた悲劇は、いよいよ魔女に責任を押し付けざるを得ない精神状態をもたらしていた。


 起こったことの全ては人為的ではない。ただの災禍である。

 

 しかし、そう思う村の人は最早誰一人としていなかった。

 寒さも魔女のせいであり、人の死も魔女のせいであり、火災は怒りの業火である。

そう考える方が、彼らにとってはずっと楽だった。


 ここまで来ると、単にやり場のない怒りの矛先ではない。

 感情の整理のために魔女を標的にしたわけではない。

 皆は混乱していた。ただ混乱しているだけだった。


 それでもソレラはミーアのせいだとは信じられなかった。


 ミーアがわざわざ村を燃やすことがあるだろうか。

 人を殺すことがあるだろうか。

 あんな風に村の人たちと話す彼女が、村を滅ぼしたいほど恨んでいるとは思えない。


 それとも。

 自分がまだ、彼女のことを何もわかっていなかっただけなのだろうか。

 そう思うと、ソレラの胸がまた締め付けられる。


【7】


「あなたが……あなたがさっさと魔女を殺さないから、またこうして災いが降りかかってしまった!」


 村長が一歩踏み出し、アレシオに激昂した。


「それだけではありません! あなたが怒らせてしまったのではないですか! 魔女狩りが来たから、殺されまいとして魔女は力を振るった! 違いますか!」


 物凄い剣幕でそうまくしたてられるが、アレシオは表情を動かさない。


「どちらでも関係ありません、どう責任を取ってくれるのですか!」


 放っておけばいつまでも文句を並べそうな村長に対し、アレシオの代わりにクラウが口を挟む。


「滅茶苦茶なことを言わないでください」

「何だって?」

「動かない列車を動かしたのは彼です。

 魔女が実在することを示したのも彼です。

 今回の火事だって、彼が消してくれた……そうでしょう?

  あの日の彼の魔法を見たなら、それができることはわかっているはずです」


 アレシオは肯定も否定もしない。


「しかし、しかし……っ!」

「村長さん、根拠の無い中で怒りを押し付けるのは……」


「待ってくれ」


 未だ興奮したままの村長と、彼に訴えていたクラウ。

 その二人を遮って、バルドが口を開いた。


「話している途中に悪い。ここに一人、村人達に重要な事実を共有したいって言ってる奴がいる」


 前に来てくれという言葉と共に、一人の男が皆の前に立つ。

 彼は広場で野菜を売っている男だった。


 畑仕事をしているというわけではない。

 村ではほとんど野菜が取れないため、公国に行って仕入をしている。

 バルドよりも少し若く、アレシオよりは年を取っているように見える。

 中肉中背で気の弱そうな男だ。


「……あのさ、ずっと言い出せなかったんだ。俺の見間違いかもしれないって思って、これ以上の混乱を招くべきじゃないって、そう思ってさ」


 そこで『早く要件を言え!』という村人達の声に気圧されて、彼は話を進める。


「クラウちゃんとソレラちゃんの話では、魔女というのは赤い髪をした女の子なんだよな……?」

「はい、そうです。私よりも少し幼いくらいの見た目をした、とても長い赤髪の女の子」

「赤髪なんて、この村ではまず見かけないし、公国にもほとんど存在しない。加えて特徴的な長髪なら、印象に残る。それは間違いないな?」

「そうですね」

「……そうだよな、見間違えるはずもない、最初から言っておくべきだった」

「……一体、何の話でしょうか?」


 クラウは尋ねる。アレシオは口を開かない。

 ただじっと、会話の着地を待っている。


「……俺は見たんだよ。ちょうどあの旅人が来るより少し前にさ」


 そこで彼は一旦躊躇する。

 真実を口にするか一瞬だけ迷う。

 今から話すことは、村にさらなる混乱を招くのかもしれないからだ。


 しかし、今更もう遅い。

 そんなことを言ってられる段じゃないと感じた彼は、その続きを……ニーヴェリタを揺るがす一つの真実を、口にした。


「……この旅人そっくりな人間が、赤い長髪の女の子を連れて、公国の中心街を歩いてたんだよ!」


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