第3話多剤、大量服薬
統合失調症になったら、兎に角薬の量が多い。病院によって違いはあるし、患者の状態にもよるが。
僕は、最初は障害等級1級であったので、精神安定剤、睡眠薬で100錠近くあった。
毎日、軽い自殺未遂をしている感じだ。それが8年間続いた。
副作用で、体重増加、口渇、糖尿病、薬剤性パーキンソン病、などなど複数の疾患を起こした。
それでも、病気が良くならないので病院を変えたら、主治医が「古い薬ばかり、処方してあるので薬を変えます」と、いって薬が70錠になった。
だいぶ、精神が安定し良くなったが糖尿病も併発したいるため、薬は精神安定剤と消化器内科の薬でやはり100錠のむハメになった。
100錠くらい飲まないと、障がい者とは名乗れない。また、障害等級2はもらえない。
しかし、これだけ薬を飲んでも精神不安定になったり、18錠薬を飲んでも3時間しか眠れない。
薬が3日飲めない期間があった。
地獄の苦しみだった。精神安定剤が切れ、精神がおかしくなり、脂汗をかいて眠れぬ夜を耐えた。
保険証のやり取りが失敗して日曜日、祝日が重なりそうなったのだ。
だが、同じ統合失調症患者でも薬が少ない患者がいる。
ラッキーかも知れない。僕は、多剤、大量服薬を強いられている。ずっと15年間服薬しているので、極端に少なくなると不安定になり苦しむ。
統合失調症患者、2級は薬で生かされている状態を指す。
同じ統合失調症患者の方に問う。
あなたは、多剤、大量服薬されていらっしゃいますか?
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