応援コメント

2023 年 9 月 21 日 語学学習のヒント」への応援コメント

  •  私は言語学習してるわけではなく趣味ですが……古文を読むときは、一章分の訳を読んでから一章分の古文を読んでいます。訳で意味をだいたい把握しておいて、古文を読むときはリズムを味わうように。
     空海の文章はこのリズムが素晴らしくて、『般若心経秘鍵』の一文「夫(そ)れ仏法 遥かにあらず、心中にしてすなわち近し。真如 他にあらず、身を棄てて何(いずく)んか求めん」(仏法は遠くにあるものではなく心の中にこそある。悟りは他のどこにもない、その身を捨ててどこに求めようというのか)とかはですね……ビシッとした音で構成された、張りのある文章だと感じられて好きです。
     自らの理論の完成性に対する空海の自信がみなぎっているかのような、どこにも打ち込む隙のない文章……!
     
     あと公募作品作成はだいぶ進みました。
     心の師・漫画家の島本和彦先生の名言を思い出したのです。
    「ばかめ! いいものを描こうなどと思い上がっているな!」
    「キミに足りないのは勇気だ! 駄作を描く勇気だ!!」
    「毎回いいものを描こうなどという欲張りは、俺が許しても天が許さん! 俺なら三回に一回いいものが描けたら、天に感謝だ!!」
     
     ……確かに!! 質にこだわっても完成しなければどうしようもない……必要なのは存在しない傑作ではなく、締め切りまでに最後まで書き上げた駄作だ!!
     いつもは少しずつ推敲しながら書いていくスタイルですが。今回は後を振り返らずバーッと書き飛ばしていくスタイルで、快調に書き殴っております。
     最近名作ばかり書き過ぎたからな(??)……ここらで駄作を書いておけばバランスがいいってもんだぜ……!(なお、公募作品なので駄作だと困ります)

    作者からの返信

    お返事遅くなりました <(_ _)>

    古文もいいですよね! いつも、現代語 -> 古文 翻訳機があればいいのにと思っています。
    空海の「夫れ仏法 遥かにあらず、心中にしてすなわち近し……」いいですね。簡潔で明瞭、すっと入ってくる文章は説得力があります。インターネットで「般若心経秘鍵」を探して読んでみたのですが、道元とはまた違う身体的な解釈が広く受け入れられたんだろうなと思いました。

    公募作品、進んでいるんですね。良かったです。
    確かに。完成するのが第一です。誰が言ったのか忘れてしまいましたが、「今ここにないライカより、今手にしているカメラが一番のカメラだ」という言葉があったと記憶しています。

    木下さんの文はふだん精緻なので、勢いがあるのはいいと思います! 
    読まれてる文章って、結構、書きなぐった感じの誤字脱字もチェックしてないようなのが多いんですよね……。

  • 大学時代に第二外国語の先生が、「失恋したら語学だよ。恋人はあなたがどれだけ尽くしてもその分返してくれるか分からない。でも語学は、やればやった分だけ絶対に自分に返ってくるからね」とおっしゃったことを思い出します。
    やればやった分だけ、つまり、やらないと決してできるようにはならない。
    それなのに、「ゴルファーさんの宣伝してる聞き流すだけで英語ペラペラってやつを買っちゃった」と通訳さんに話して、「聞き流すだけでペラペラになるわけないじゃないですか。」と本気で呆れられたバカは私です。
    脳内にデータベースができるまで、イカワさんは「ひたすら翻訳」なのですね。とても頭を使うので、脳に深く刻まれそうです。
    今私は実際に使うフレーズのインプットを地道にやっているところです。

    作者からの返信

    「語学は、やればやった分だけ絶対に自分に返ってくる」んですが、同時に「やり続けないと忘れる」というところが辛いですね (^^;)
    「聞き流すだけでペラペラ」は嘘ではないと思うんですよ。言語習得は、こう言えばああ言うというパターンの蓄積なので、How are you? と聞かれたら、Fine, thank you. And you? と返しておけばとりあえずその場が収まる、というパターンを学習するのが半分ぐらいあると思っています。なので、聞き流す系の学習コンテンツは、そういうパターンを学習するのに最適だと思います。聞きながらブツブツ繰り返すようにすると、その状況になったときにポッと言葉が浮かぶようになるんじゃないかな、と思います。
    チョコさんのフレーズのインプットはそういう意味でも良いお勉強だと思います。

  • 翻訳……意味を知るということは大事ですね。私は歌う為に勉強していますので、それは強く感じます。イタリア語の歌を発表会で初めて歌うことになった時、その歌詞を必死で辞書で調べた記憶があります。ただ、その時はイタリア語が私の中ではゼロだったので(まだ勉強を始めていませんでした)、動詞の活用がさっぱりわからず、困りました。今は、想像が出来るくらいにはなりました。ドイツ語は、小学生の時に入っていた合唱団が第九に参加することになったので、その時が最初です。が、カタカナ発音をひたすら覚えただけ。意味なんかわかりません。今は歌詞を見ると、こういうことを言っていたのか、とわかる部分もあります。少しは成長しているようです。長文失礼いたしました。

    作者からの返信

    歌詞の意味を知ることは大切ですよね……。そして、「動詞の活用がわからない」、ヨーロッパ言語あるあるですね!
    特に歌詞って後から意味を知ること多いですよね。昔歌っていた歌ってこんな意味だったのか!って日本語でもありますもんね。少しずつでも進歩して、意味を届けられるように歌えるようになったら素晴らしいですよね。一度ヤンさんの歌声を聞いてみたいです!