#210 それぞれの決戦準備 sideバトルチーム その五


 歴代巫女の墓へと向かう途中、ポンが何か思い出したように「あ」と口に出す。


「そう言えば、村人君が大会の時に見れなかったあの洞窟の壁画なんですけど……ハーリッドの住民達は、内容を読み解く事が出来なかったみたいです」


「どういうことだ?」


 守護神様を奉る祭壇があるから、という理由で海鳴りの洞窟の爆破に対してハーリッドの住民達が怒っていたのは記憶に新しい(犯人は目の前に居るが)。

 ポンに問いかけると、スクショが映し出されたウインドウをこちらへと飛ばしてくる。


「ぱっと見ただけでは解読不能な文字だったんですよ。それで、どうにかして読み解く事が出来ないかと思って、撮影していたスクショ越しにシャドウに解析してもらう事でようやく読み解くことが出来たんです」


「……ああ、だから住民達の【双壁】に関しての情報が『海岸の主、未だ双壁に傷を負ず』だけだったのか」


 あの時、ハーリッドの村長は村長の座にだけ受け継がれてきた伝承についてそう語っていた。

 もし住民達が海鳴りの洞窟の壁画を読み解く事が出来れば、そこから【双壁】に関する情報が得られていたのかもな。


 ウインドウを確認してみると、確かに日本語でも無いこの世界特有の文字らしき何かが大きな絵と共に刻まれていた。


「それで、壁画にはどんな事が書かれていたんだ?」


「漁村ハーリッドの村の成り立ちからセレンティシアという街が出来上がるまでの歴史と、【双壁】……セレンティシアの守護神にまつわるお話です。……私の口から説明するよりも、シャドウ越しに翻訳した内容を見せる方が早いので送りますね」


 ポンがウインドウを操作すると、メッセージが届く。

 メッセージに添付された画像を開いてみると、【双壁】についての内容が記載されていた。


───────




『ある日突然、島の遥か彼方に双子島が出現した』


『突如として島が出現するという不可解な出来事に、ハーリッドの住民達は不思議に思いながらも、資源を求めてその島に向かった』


『しかし、その島は呪われており、帰ってきた者は誰一人として居なかった。事前の情報では、生物の気配は無く、安全な島だろうと言われていたのにも関わらずだ』


『そんな不吉な島が近くにある事を恐れた住民達は、その島に向けて火矢を放ち、悉くを燃やし尽くした』


『帰らぬ人となってしまった者達の無念を晴らしたと満足した住民達が目撃したのは、辺り一面乳白色の大地だった』


『その異様な光景に不気味さを感じた住民達はすぐに帰路に着いた。そして、再びその島を確認してみると、燃やし尽くした筈の大地が元通りになっていた』


『一切の傷を負う事の無い、呪いの島。以降、住民達はその島に近付く事を禁じられた』


『島が出現してから時が経ち、ハーリッドの漁獲祭が執り行われ、沖へと出航した漁師達は不可解な現象に遭遇した』


『漁師を襲った魔物の、身体の半ばから抉り取るように亀裂が突如として出現し、その命を救ったのだ』


『何が起きたのか分からず混乱している漁師の中で、一人とある物を見たと証言する者が居た』


いわく、呪いの島方面の海底に、の真っ赤な光を見た。そして、次の瞬間何かが振り下ろされた、と』


『何がきっかけとなり、魔物が消し飛ばされたのかは分からない。だが、命を救われたのも事実』


『漁師達はハーリッドへと帰ると、その出来事を村の者達に報告した』


『三日三晩議論が交わされ、導き出された結論は、島そのものが自分達の遥か上位の存在──神である、と言う事』


『以前上陸した際に村の者が消えたのは、神隠しにあってしまったのだと。人が神の背に乗るという不敬な行いをした代償なのだと』


『こちらから干渉しなければ、漁師達を救ってくれたように、我らを守ってくれる──守護神様であると』


『その後、呪いの島と呼ばれた存在は一転、守護神様だと崇め奉るようになった。村の近くにあったこの海鳴りの洞窟の最奥に、守護神様を奉る祭壇を用意し、毎日のように祈祷を捧げるようになった』


『しかし、時を経るに連れて、守護神様に対する信仰が薄れていってしまうかもしれない。そうすれば、子孫達が守護神様の怒りに触れ、消されてしまう可能性がある』


『その事態を避けるため、村長の家系にのみ、後世に伝承を残す事にした』


『決して双子島に足を踏み入れないように、一対の神達の脅威を仄めかす伝承を』


『『海岸の守護神、未だ双壁に傷を負ず』と──』



──────



「なるほど……」


 もしかして壁画の内容を読み解いて居ればもっと早く答えに辿り着いていたのでは……?

 そう思ってしまった俺の表情を見て察したのか、ポンが苦笑する。


「実は、ハーリッドの歴史とセレンティシアの歴史についてはシャドウが読み解いてくださったのですが、【双壁】についての情報はほんの数日前──リヴェリアさんからあの話を聞くまでは、秘匿事項が云々と言われてしまって……」


「……OK、何となく状況は察した。やっぱシャドウは情報がある程度揃わないと教えてくれないスタンスなんだな」


 シャドウは未だに謎が多い存在だ。どこかに接続する事で情報に干渉できるようだが、核心に迫る内容については何故かこちらがある程度情報が出揃うまで隠しているスタンスを取っている。

 確かに早めに知ってしまえば情報を得ていく面白さは薄れるかもしれないけど、なんか隠し事されているようでもやもやすんな……。


「あ、村人君。着きましたよ」


「あぶねえ、普通に通り過ぎる所だった……」


 ポンと会話しながら歩いていると、歴代巫女の墓がある丘の手前まで来ていた。


 丘を登るために足をそちらに向けた時、ポンがふと。


「……本当に、ラミンさんは生きているのでしょうか」


 不安そうな表情を浮かべながら、そう呟いた。


「言い出した俺が言うのもなんだけど、そればかりは分からない」


「そう、ですよね……」


 ぎゅ、と胸の前で拳を握るポン。きっと、アラタの事を頭に浮かべているのだろう。

 もし、【双壁】を撃破する事が出来ても、行方不明のラミンさんを連れ戻す事が出来なければ、アラタとの約束は果たせない。……他の大人と同じ、嘘付きになってしまうからな。


「けどな、【双壁】が『時間』と『空間』に干渉できる存在なら、歴代巫女が生存している可能性は高くなったと思うぞ。【双壁】自体が悪意を持っていない場合の話だが」

 

「ッ! 確かに……!」


 俺が前に言った、そのまま保存説を裏付けるような能力を持っているしな。【双壁】が元人間であるのならば、過去の人間を助けたように良心が残っている可能性もある。

 ぱぁっと顔を明るくした彼女を見て、口元を緩めて頷き返した。





 静かに水面が揺れる様子を一望できる小高い丘の上。

 満点の星空の下、歴代巫女達の墓を前に、俺は一言。


「なんか墓荒らししにきたみたいで嫌だな……」


「確かに時間的にここを訪れる方がおかしいですもんね……」


 ポンが苦笑いしながら答える。

 まあ、別に墓荒らしする為にここに来た訳じゃないから、調べる事はさっさと調べよう。


「シャドウ、ライト係頼めるか?」


『了解しました』


 シャドウが出現すると、墓を照らし出す。

 歴代巫女の魂、ここに眠る。いずれ魂が母なる海へと還るその日まで、か。


「……流石に情報は無いか。ポンの方は何か見つかった?」


 顔をポンの方へと向けると、彼女は【星降りの贈笛】を取り出していた。

それを見て思わずひくりと頬を引き攣らせる。


「……え?それで墓ぶっ壊したりしないよな? 大丈夫だよな?」


「流石にそんな事しませんよ!?」


 心底心外そうな顔で声をあげるポン。

 だってその笛を地面に叩き付けて大爆発させてたのさっき見たから……。


 ポンが一つため息を吐くと。


「……えっと、毎年この時期になると、今の代の巫女が船出の唄を歴代巫女の墓に捧げるそうです。……それは、ご先祖様達に船出の唄がちゃんと受け継がれているのを知らせる為らしいんですけども……」


「『船出の唄』を演奏すると【双壁】に襲われる可能性があるからそれが出来ないって訳か」


「そうです。なので、ミーシャさんに頼まれて、私が代わりに演奏しに来ようと思ったんですけど……一人で来るのも、その……」


 ちらりとポンは墓を見ると、ぶるりと身を震わせた。


「……あれ、意外とポンって幽霊系苦手だったりする?」


「べべべっ別に苦手という訳では!?」


「誤魔化すの下手過ぎない?」


 分かりやすく狼狽えたポンに思わず笑ってしまうと、ポンは項垂れた。


「……ごめんなさい、普通にホラー系は苦手です……」


「正直でよろしい」


 ポンって意外とホラー系強いのかなって思ってたけど、そうでも無いのか。

 「一人で帰らないでくださいね!?」と釘を刺されたので、苦笑しながら頷き返す。


 ポンはゆっくりと笛を持ち上げると、口を添えた。


「……それでは、演奏しますね」

 

 そう言うと、ポンが『船出の唄』の演奏を始める。

 この短期間でどれほど練習したのだろうか。美しい音色が、澄んだ夜空に響いていく。

 ただ寸分の狂いも無く、完璧な演奏を続ける彼女の横顔は、真剣そのものだった。

 そんな彼女の横顔に、少しだけ見惚れてしまう。


「ふぅ、村人君、どうだったでしょうか?」


「……え? ああ、凄い綺麗な演奏だったよ」


「そうですか、なら良かったです!」


 集中して演奏していたからか、うっすら汗を浮かべている彼女に、呆けた返事をしてしまう。

 見惚れてしまったからあまり聞けていなかったというのは言わないでおこう。

 

 と、その時だった。


『……トラベラー?』


 背後に薄く、ぼんやりとした形の青色の影が出現する。

 その姿を見て、ポンが「ひっ」と悲鳴を上げた。


『本物のトラベラーなのですね……! まさか、こんな所で出会えるなんて……!』


 その姿が少しずつ鮮明になってくると、その青色の影は年若い少女の姿に変わった。

 初めて見る少女だったが、その声は非常に聞き覚えのある声だった。


『本当に……本当にお久しぶりです、トラベラー。私の事を覚えていますか? ティーゼ・セレンティシアです。……その笛を持っているという事は、リヴェちゃんにお会いしたのですね。あの子、大きくなっていましたか?』


「ちょ、ちょっと待ってくれ。急に出てきたもんだからビックリしてるんだが……あんたが本物のティーゼなのか?」


『はい。笛に込めた思念体で無く、正真正銘の本物です。……ただ、分体のような物と言いますか。本来魂が存在する場所から遠く離れているので、残滓のような物ですが……』

 

 星海の地下迷宮で会った時は声だけだったが、どうやら本物のようだ。

 ゆっくり歩み寄ってくると、こちらの顔を覗き込むなり、ティーゼは首を傾げる。


『しかし、しばらく見ない間に随分と姿が変わったみたいですね……? ですが、貴方のマナ因子の記憶領域……貴方を構成する根幹情報は一致していますね。……不思議な力を使う方だとは思っていましたが、でもしました?』


 突然とんでもない事を言い始めたティーゼに、顔を引き攣らせる。

 だが、リヴェリアが俺達の姿を見てトラベラーと断定出来たように、俺達は過去に居たらしいトラベラーと誤認するレベルには似ているようだ。


「あんた達が知るトラベラーはどんな超常存在なんだ……? もしかして神か何かなのか?」


『ふふ、よりにもよって貴方の口からそんな冗談が出るとは……。……やはり、記憶が無くなってしまったみたいですね』


 こちらの反応を見て、ある程度察したのか、こほんと一つ咳払いすると。


『ごめんなさい、まくし立ててしまって。……時間があまり、無い物で』


「時間が無い?」


『はい。先ほど申し上げた通り、本来の魂がある位置とは遠く離れているので……。いつ消えてもおかしくないのです』


 そう言うティーゼの身体をよく見てみると、まるでノイズが走っているように身体が不定形にブレていた。

 ティーゼはポンの方へ視線を向けると、にこりと微笑む。


『貴女が演奏してくれたのですね。船出の唄には、魂を引き寄せる力があるので、一時的ではありますがここに来る事が出来ました。……向こうは少し、騒がしいので。こうして故郷の地へと戻れるのは嬉しい物ですね』


 ぺこりと頭を下げたティーゼ。

 ……あれ、ハーリッドで説明を受けた時に船出の唄にそんな効果あったか?

 ポンも同じことを思ったのか、首を傾げると。


「あの、船出の唄にはそんな力があるのですか……?」


『はい。元々、船出の唄は一つの唄を元に作られた曲なのです。私が伝えようと思っていた事と関連している事なので、説明させて頂きますね』


 ティーゼはそう言うと、ゆっくりと海を指差した。


『遥か昔より、生涯を終えた者の魂の行き着く先は、この目の前に広がる海へと還り、やがて星の海……幾億もの星々が瞬く天へと昇ると伝えられています。そういった背景から、この場所は星の海に最も近い海岸線……【星海の海岸線】と名付けられたそうです』


 ティーゼはポンの方へと歩み寄り、『星降りの贈笛』に触れる。


『貴女が先ほど演奏していた船出の唄は元々、船乗りだけに向けて唄われた物ではありません。私達の村を訪れた吟遊詩人の方が私達の文化に感銘を受けて唄って下さった物に、私が術式と旋律を変えて演奏した物が、後世に伝わった船出の唄なのです。……吟遊詩人の方が唄って下さった原曲は、『魂の旅立ち』を唄った物でした』


 なるほど。だから、【双壁】が歌っていたとされる歌は『船出の唄』とは違う旋律だったとナーラさんが言っていたのか。


『原曲の名は、『魂の送り唄』。失われてしまった命を、星の海へと送り出す為の唄。そして、正常な生命の流れに乗る事が出来なかった魂を、鎮める為の唄なのです。【双壁】……あの二人と戦う事になったら、この唄を聞かせてあげてください。もしかしたら、攻撃の手が緩むかもしれません』


 ティーゼが触れている『星降りの贈笛』が光り輝く。

 そして、ポンの前に何やらウインドウが出現したようだ。


『この笛に、『魂の送り唄』の記憶を込めました。本当なら私が演奏出来れば良かったのですが……』


「いいえ、十分です。ありがとうございます!」


 ぺこりと頭を下げたポンに、ティーゼは微笑む。

 と、元から薄かったティーゼの身体が端から粒子となって消え始めた。


『そろそろ時間のようです。が目覚めてしまいました。……もうすぐ、私の魂は本体の元へと戻ってしまうでしょう』


 ティーゼは消えゆく中、星空へ視線を向けた。


『最後に、お伝えする事が一つ。“星の輝きは始まりを告げ、その音色は言の葉を紡ぐ”。吟遊詩人の方が唄って下さった詩の一節なのですが、覚えておくと何かの役に立つかもしれません』


「星に、音色……?」


 何かの暗示だろうか。だが、こうして伝えてくれたと言う事は、確実に何かの役に立つのだろう。


『……トラベラー。もし、二人の魂を鎮める事が出来たら、お願いしたい事があるのですが……』


 ティーゼはこちらへと振り返ると、、笑った。


『いつか、私を────』


 最後の言葉まで聞き取る事が出来ずに、彼女の身体は粒子となって解けていく。

 彼女が本来あるべき所、魂が存在する場所へと還っていったのだろう。


「彼女は、最後に何を言おうとしたのでしょうか……」


「分からない。……だけど、何故か分からないが……俺はあの顔を知っているような気がした」


 最後に消える瞬間に見えたティーゼの顔を見て、誰かに似ているような気がした。

 ……もしかしたら、俺達はもうティーゼの言う、とやらに会っているのかもしれないな。


「所でその、ポンの方は大丈夫なのか?」


「『魂の送り唄』の事ですか?」


「ああ。その、【双壁】戦で有効になりそうだって事は今の会話から分かったけど、今からそれを覚えるのは……」


「大丈夫ですよ。……絶対に明日までに間に合わせます。私が出来なかったから、今までの苦労が水の泡、なんて嫌ですから」


「無理だけはしないでくれよ。……無理なら無理と、はっきり言ってくれていいんだか……」


 と、そこまで言って、突然指で俺の口を塞がれる。

 ポンは首を振ってから、優しく微笑んだ。


「諦めろ、なんて悲しい事言わないでください。私は、頑張れって応援してくれる方が嬉しいです」


「そ、そうか……なら、頑張れ。ポン」


「はい、頑張ります」


 満面の笑顔を浮かべる彼女を直視出来ず、思わず目を逸らす。

 きっと、これも無自覚なのだろう。やはりこの子、恐ろしい子……!!


「村人君はこの後どうしますか?」


「俺は先に落ちるよ。ライジンにさっきの会話の内容を教えないといけないしな」


「分かりました。お疲れ様です、村人君。ちゃんと身体を温かくして休んで下さいね」


 にこにこ笑いながらそう言うポンに、拳を突き出す。


「明日、絶対にリベンジするぞ」


「はい。必ず勝ちましょうね!」


 ポンと拳を合わせて、軽く手を振ってからウインドウを操作してログアウトボタンをタップする。


 視界が現実の物へと切り替わり、後からドッと疲れが来て、ため息を吐いた。


「疲れた……。取り敢えず、雷人には動画ファイルを送っておけばいいか」


 どうせあいつの事だから、内容を読み取って考察してくれるだろうし。

 SNSアプリを開き、雷人に動画ファイルを送信するとすぐに既読が付いた。


「流石の早さだ、我が親友」


 仕事が出来る男は違うねーと適当な事を思いながら、近くのテーブルに置いてあったペットボトルを掴み、一息に呷る。

 喉の渇きが満たされ、そのままベッドへとダイブする。


 心地の良い布団の柔らかさに身をゆだねていると、すぐに睡魔が襲い掛かり、そのまま寝落ちてしまうのだった。


 

────

【補足】

ちなみにやろうと思えば【双壁】について刻まれていた文字については解読しようと思えば解読出来ます。

ただ、ハーリッドの成り立ち、セレンティシアの街の歴史について、翻訳した内容から逆算して文字の読み方を覚える事から始めないといけないので、多大な労力を要しますが。


~予め壁画を見ていた奴らの証言~


厨二「疲れるから辞めとく」

ライジン「めちゃくちゃ気になるけどそれ以前に動画編集が終わらねえ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る