第10話
ひとまず詩織が執事と連絡を取った。するとレジスタンスなどが大勢見つかった。述べ千人強。それからJapan Fluorineで秘密裏にLSDを製造し、液体コロイドはナノレベルのミストにすることにした。そこに最大濃度のLSDを仕込むことにした。
これをどうやって京都府庁に撒くかが問題だ。ここでレジスタンスの話を聞いたところ、中国軍は「スパイダー」という壁や天井も歩けるロボットを製造していてそれを試験導入しているらしい。それは京都府庁でもあるらしいので、それに紛らせてLSDを散布することができる。それらを盗んでこないとならない。
ここでレジスタンスの一部がロボット製造工場の下請けをしている者がいることが分かった。ロボット系統はあくまでトップシークレットだが、その部品などを組み合わせると作ることができると言う。そこで一部の部品などを不良品と偽って横流しし、組み立てることにした。
あとの問題はメカニックとプログラマーだ。これもレジスタンスの中にいる。組み立てる部品とプログラミングはもうお手の物だ。あとは中国軍のIDを持ちながらもこちらがコントロールできる仕組みにするだけだ。
そのスパイダーを使ってLSDとスノーパウダーを散布し、中で混乱している状況と各部屋の配置図の詳細などを調べることにした。
こうして準備を万端にして京都府庁にいる中国側のトップを叩きにいくことにするのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます