第6話 初めてを1つずつ

今日は金曜日、週末だ。今日もいつものように学校に行きいつものように彼女と帰る。

帰る途中彼女はこんなことを言った。

『 休みの日君の家に行きたいんだけどいいかな?』

家に女子を入れるのは初めてなためとてもじゃないけど綺麗とは言えない状態だった。それでも彼女は行きたいと言うので仕方なく休みの日家で会うことにした。

そして当日彼女が家に来た。家に来て一言

『 想像以上に汚いね』

彼女は笑いながら言った。僕は恥ずかしかった。すると彼女はあんなに汚かった部屋をものの数十分で綺麗にしてしまった。僕はその時感動を覚えた。

そして疲れたのか僕が布団に入っていると彼女も入ってきた。

暖かい、肌と肌が触れるこの温もり。感じたことがなかった。すると彼女が顔を近づけ。口付けを交わした。キスをしたんだ。初めてのキスを彼女に奪われとても恥ずかしかった。初めてだったが彼女はとても積極的だった。重なる唇、絡め合う舌、初めてのことだったのでその事に快感を覚えた。次第に僕はおったてていた。彼女はそれに気づき手を当てた、幸福感と快感でいっぱいだった。僕も彼女の体に手を絡ませた、それに反応する彼女、興奮も覚えた。そしてついに重なってしまった。舌を絡めながらするキス、そうしながら無我夢中で営んでいた、初めてだこんなに快感を覚えたのは。そしてたくさんの初めてを奪い奪われたその日は幕を閉じた。

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