秋は色々である。色でも落ち葉でも石でも動物でも、秋はなんだか化かされている気分になる。そんなことを言いつつ、私のお気に入りの句は、〇銀の鈴鳴らすゴスペル秋燈に十月のまち十月の空育てけり〇「育てる」この言葉がイイ。自然に変わっていくけれど十月と聞くなら十月にしてしまえばいいじゃないか。そんな思いが感じられた。よくやるハロウィンやクリスマス商戦だ。他にも「秋」香る短歌が溢れている。是非、見てほしい。