第237話 医者の成り手不足
「にゃにゃ~、おどかすようなことを言っちゃって、すみませんでしたにゃあ。ですが、お医者さんが欲しいのは本当ですにゃあ」
しかし、お父さんとお母さんは、まだ
ぼくを抱っこしたまま、
何かあったら、今すぐにでも逃げ出しそうな
仕方がないので、抱っこされたまま、
「ミャ」
ぼくたちは旅の
お医者さんがいる
「にゃるほど。どこの
そこでぼくは、ニッコリと笑う。
「ミャ」
ぼくは、そんな猫たちを
この
「にゃんとっ? それは、本当ですにゃあ? とってもありがたいですにゃあっ! さっそく、教えてもらっていいですかにゃあ?」
はい、
「もちろんですにゃあっ!」
今回は、教える薬草の数が多い。
まずは、基本となる薬草の
薬草と
続いて、薬の作り方と
ヨモギは、
秋は、
アロエは、とっても
猫がアロエを食べると、
人間は食べられるけど、猫の体には毒なんだよね。
ニガヨモギは、おなかに
シロバナムシヨケギクは、花の部分だけを
――とまぁ、薬草はたくさんの種類と使い方があるから、教える方も大変だった。
ついでに、松の葉を使ったノミブラシの作り方と、使い方も教えた。
ひと通り教えた後、
「にゃにゃ~……とっても
「ミャ」
今、教えたのは、ほんの一部なんですけどね。
「これで、一部にゃあっ? お医者さんになるのは、大変なんですにゃあ……」
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