第211話 猫が春にかかりやすい病気 その1
しばらく、森の中を歩いていると、『
『
『
『
脳内で浮かんだ文字に、ハッとして立ち止まり、辺りを見回す。
どうやら、この近くに病気の猫がいるらしい。
「ネコインターフェロン」という文字は、前にも見た
でも、そんなものは知らないし、ないものはない!
ウィルス
『
『
鼻づまりを治す薬のことを、
そういえば、
鼻に直接、液体の薬を入れるんだよね。
『
森の中じゃ、塩も手に入らない。
塩が欲しかったら、海まで行くか、
この中で、どうにかなりそうなのは、
あと、
病気の猫がどこにいるのか、教えてっ! 『
『
ありがとう、『
突然、立ち止まったぼくを見て、お父さんとお母さんが、不思議そうに話し掛けてくる。
「シロちゃん、どうしたニャー?」
「また、ケガや病気の猫を見つけたニャ?」
「ミャ!」
この先に、近くに病気で苦しんでいる猫がいるんだ! 早く助けてあげないとっ!
グレイさんにも同じことを伝えると、
『急ぐなら、オレがそこまでシロちゃんを運んでやろう』
「きっとこの先には、病気で苦しんでいる猫が、たくさんいるミャ。薬草も、いっぱいいるミャ」
『オレには、薬草の見分け方は分からないが。とにかく、その猫のところへ向かうか』
「じゃあ、案内するミャ」
グレイさんはぼくの
――――――――――――――――――
【猫ヘルペスウイルス
「猫ヘルペスウイルス」という
熱、
【ネコ
早い話が、
強くなった
【ウィルス
体に入ってきた悪いウィルスが、広がらないように
【
体に入ってきた悪い
【ウィルスと
ウィルスは物、
全然違うものなので、ウィルスに
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