第191話 これからもずっと
「ミャ?」
ミケさん、グレイさんはイチモツの
それでどうやって、グレイさんに
「
『……分かった、その条件を
グレイさんは悲しそうな笑みを浮かべて、力ない声で答えた。
返事を聞いて、ミケさんは満足げに笑う。
「
結局、ミケさんの
グレイさんの「近付けなくても、見られるだけで良い」というささやかな願いすら、
グレイさんの優しさにつけ込んだ形になってしまい、ぼくは
ミケさんが、
だけど、これじゃ、あまりにもグレイさんが
せめて、ぼくだけでも、グレイさんに優しくしたい。
ぼくは、ションボリしているグレイさんに、体をすり寄せる。
「グレイさん! ぼくはずっと、グレイさんのお友達ミャッ!」
『ありがとう。やはり、オレが愛しているのは、シロちゃんだけだ。その優しさと愛くるしさに、また
グレイさんはすぐに
じゃれ合うぼくとグレイさんを見て、ミケさんは
しばらくして、ぼくはミケさんに向き直り、真面目な顔を作って話し掛ける。
「ミャ?」
まさかまたぼくに、「グレイさんとお
「シロちゃんが、グレイさんとお友達だったおかげで、ワシらは助かったからにゃ。
「グレイさん、やったミャ! グレイさんとお友達でいることは、ミケさんに許してもらえたミャッ!」
『本当か? これからもずっと、シロちゃんと一緒にいられるのか?』
「これからも、ずっと一緒ミャッ!」
『そうか! オレたちは、このまま永遠に愛し合えるんだな? 良かった、本当に良かったっ!』
抱き合って喜び合うぼくとグレイさんを見て、ミケさんは
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