第167話 シカを狩ろう
お父さんとお母さんと3匹で、森の中を歩き回って、
正直、シカやウシみたいな動物だったら、なんでも良い。
『
狩りの時は、
それはたぶん、ぼくが「狩りの時は、『
そもそも、『
『
『
そういえば、今まで考えたことがなかったな。
とりあえず、教えて『
『
『
ぼくが「お医者さんになりたい」と願ったから、『
この力は、ぼくしか使うことが出来ない。
う~む……
いや、それだけでもう、十分ではあるんだけど。
ぼくがそんなこと考えていると、お父さんとお母さんが立ち止まり、ぼくを後ろに
お父さんが小さな声で、教えてくれる。
「シロちゃん、シンテトケラスがいるニャー」
見れば、木の葉っぱをモシャモシャと食べている、シカのような動物がいた。
ちょうど、シカの
「葉っぱを食べて
そう言って、お父さんが木の
飛び出してきたぼくたちを見て、シンテトケラスは驚いて逃げ出すが、もう遅い。
お父さんがシンテトケラスの後ろ足に
あとは、
「さぁ、みんなで食べるニャー」
「いただきますニャ」
「ミャ」
―――――――――――――――――――――――――
【Synthetoceras《シンテトケラス》とは?】
今から2300万年くらい前に、
シカっぽい見た目だけど、ラクダの
草原や林に
シカのように頭の上に2本の
鼻の上の
体長2m、体重は不明。
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