第21話失われたアイテム


4人は大声を出した

源也げんや「そんなに驚くなよ…あー耳痛てぇ-」

未来みらい「つ、作った!!?確かに片栗粉もマヨネーズも聞いた事無かったけど!?え!?」

リン「どういう事!?説明してヨ!」

源也げんや「まずな?どうしてこの時代にマヨネーズと片栗粉がないかって話だがそもそも材料が無いのとそもそもマヨネーズとかを知らないってのが理由なんだわ」

夏蓮かれん「材料?知らない?どういう事だ?」

源也げんや「実はな俺も皆と同じでマヨネーズや片栗粉は知らなかったんだ…だってアレ失われたアイテムだもん…」

レイ「失われたアイテム?」

源也げんや「そ、その2つはパラチャー災害前に存在してた旧時代の物で今の時代には現存してないんだよ…俺も災害後に生まれたから知らなかったってワケ」

未来みらい「でも頑張ったら作れるじゃ…」

源也げんや「それは難しいだろうな…今の時代には材料が無い」

リン「材料が無い?どういう事?」

源也げんや「実はなマヨネーズは卵や油、酢が必要なんだよ片栗粉はカタクリかジャガイモが必要なんだわ」

未来みらい「油や酢はまだ聞いた事有りますが…卵?カタクリ?ジャガイモ?」

源也げんや「卵ってのは鳥ってやつから入手できて、カタクリは山の林に有ってジャガイモってのは畑から採れる野菜だな」

未来みらい「鳥?あまり聞いた事無いです…野菜ならトウモロコシとかなら見たことは有るけど…」

源也げんや「そんで鳥がいないから卵は取れないしジャガイモも今の時代現存してないから無理ってわけだ」

未来みらい「だから売って無いんですね…」

源也げんや「で、俺は探索オーダーとかの時に本とか雑誌ってのが見つかるだろ?本部じゃあ誰も見向きもしないがそこに材料とか作り方が載っててそれで知ったんだ」

リン「でもここに存在はしてるじゃない!どういう事なの!?」                   

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る