七大天使?

ライド「おはよ~…」


扉を開け、少し眠そうなあいさつをする


ライム「おはよ~ライド~」


ヒカル「おはよう!ライドくん!」


ミク「おはよう、ライドくん」


ライド「おはようみんな」


新しくミクが入っているいつメンが挨拶を返してくれるが今回は、意外なヤツが挨拶をしてきた。


ゴオー「おはようございます!親分!」


…なーんでお前が挨拶してきてるの?

そう昨日のタイマンでボコボコにしたのになーぜか挨拶をしてきたゴオーである


ライド「とりあえず、おはようゴオーくん聞きたいんだが、なんで昨日のタイマンで倒した相手に親分って呼んでいるんだい?」


とりあえず理由を聞こう

そう思い質問をした


ゴオー「なんで…と言われましても親分の圧倒的な力に惚れたんです!尊敬の念をこめて親分と敬語を使おうと思ったからです!」


…やり過ぎたせいで尊敬まで行っちゃったぁ…


ライド「…そうか、敬語と親分呼びをやめて欲しかったがそれじゃ無理そうだな」


ゴオー「はい!絶対にやめません!」


スッゴいいい目してる、昨日あんだけイキッてた奴が聖人みてぇな目してる…


ライド「そうか…じゃあやめろとは言わない」


ゴオー「ありがとうございます!」


ライド「ほらもうそろそろ授業も始まる時間だし座ろうぜ」


ライドは諦めてゴオーの敬語と親分呼びを認め授業が始まる8:45になったため席に座る


リープ先生「お前らー席に付けー授業始めるぞー」


ちょうどリープ先生も来たようだ




四時間目終了


キーンコーンカーンコーン


リープ先生「よし、これで今日の授業終わりだ食堂や自分で持ってきた弁当やら食べるように」


そう言い忘れていたがこの学校には食堂があり1~3年E~Aクラスの誰もが美味しい料理を食べれる場所であり、みんな楽しんで食事をしている

だが噂で聞いた話だとAクラスは自分にシェフが付くのであまりこない奴も多い


ライド「ヒカル、ライムー学食行こーぜー」


ミクも誘おうとしたが他の女子に誘われていたのでいつもの二人を誘うだが…


ヒカル「すまないライドくん…行きたいんだが他の子に誘われてしまっていて…」


なん…だと…?ま…まぁ…ヒカルは、顔よし!スタイルよし!異能力良し!の三良しなのでモテるのは仕方ないか、改めてライム誘お


ライド「あー…そうかじゃあライムいくか」


ライム「あー…ごめんね?ライド実は私も他の女子に誘われてる~ほんとごめんねー」


なん…だと…?


食堂内


一人飯なんて中学生以来だよこんちきしょう!


ライド「悔やんでても仕方ないか…おばちゃんーカツカレーお願い!」


「はいよー!」


と自分の大好物であるカツカレーを頼み完成を待つ、すると横の生徒達からある話を耳にした。


「なぁ!今Aクラスのサーンさんとカダールさんが食堂にいるってよ!」


「え!?あの歌手デビューしてる双子の子!?あの子達がここの食堂にいるの!?」


「そうなんだよ!しかも誰かを探してそうだったぞ!もしかしてお前かもな!」


「俺ちょっといってくる!」


と言う話が聞こえてきた


ライド「誰だよ…?その双子…?」


歌とかそこら辺はよく聞く方だが、なぜかその名前にピンとこなかった。


「はいよー!カツカレーお待ち!」


ライド「ありがとう!おばちゃん!」


そうこう考えているウチにカツカレーが完成し渡され、自分の席を捕っていたためスムーズに自分の捕っていた席に座るすると


「お姉ちゃん!あの人!悪魔の人!」


「ホントだ!いたいた!」


と言う元気いっぱいな子供のような声がする


「お兄さん!お兄さん!アナタが悪魔さん?私ダカール!」


「アナタが悪魔さん?私サーン!ねぇねぇ!悪魔さん!私達の名前の元当ててみてよ!」


小柄な銀髪の子達がこちらに歩いてくる

ちゃんと名前を聞く前に自分の名前を言ってくるいい子達だなぁ…

と思っていると唐突に質問してきた


ライド「…音楽を司っている天使のサンダルフォン…?

歌と歌い手のラテン語であるムーサ カントルかな…?」


歌手デビューしてるって話を聞いていたしひねりがあるとしたら俺的にラテン語しかない

ラテン語は案外できるため、ムーサとカントルは分かったが天使やら神話系は知らないが…どうだ?


サーン「おおー!悪魔さんすごい!大当たり!」


ダカール「七大天使である音楽の双子だよー!改めてよろしくね!悪魔さん!」


七大天使?


ライド「七大天使ってなに?」


サーン「えー!悪魔さん知らないの!?」


ダカール「以外ー!七大天使って言うのはね!七人の天使に近しい異能力を持ってる人達なの!その中の一人が私達!」


とダカールちゃんが答えてくれた。可愛くて頭をなでてしまった。


ダカール「ふぁぁぁぁ…」


ライド「あ、ごめんつい」


ダカール「き…きにしてないです!もっと続けてもいいです!」


とまだ子供らしい

まだ頭を撫でるように言ってきたが


ライド「ごめんね~周りの目もあるからやめるね」


ダカール「周りの目…?は!?」


そう音楽の双子のファンが俺に嫉妬の視線がメチャクチャ降り注がれていた。


ダカール「ごめんなさいです~!」


ライド「で!聞きたいんだけどなんで俺に会いに来たの?」


ダカール「は!本題を忘れていました!」


サーン「そうでした!私達は」


「「せーの…」」


「「悪魔さんのベルトを渡して貰いたくてきました!」」


と二人で胸を張って言いった。


…このカワイイ生物はなんだ…?

周りにはそのカワイイ瞬間を写真で撮ったりしていた。


ライド「えー…なんで、ベルトが欲しいの?」


サーン「それは、簡単です!」


ダカール「悪魔さんのベルトは七大天使の会議で回収する事になったんです!」


「「渡してくださいな?」」


ライド「…ごめんね…?上げられない」


サーン「え~…どうする?お姉ちゃん!」


ダカール「ふふふ~仕方ない!こうなったら!実力行使だ~!悪魔さんのクラスにアタックをしかけます!悪魔さんが負けたらベルトを渡してください!」


…唐突に勝負を仕掛けられた!


ライド「良いけど…容赦はしないよ」


「「望むところです!」」


ライド「…それは良いんだけど…ご飯食べない?」


グ~ウ


「「…そうしましょう!」」


そうして明日七大天使の双子に勝負をする事になってしまった。

そして対戦相手と相席でご飯を美味しく食べました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る