セリフ置き場(掛け合い)

岑谷歩

【不老不死の貴方の為に】【♂1:♀1】

【フィオス・アルスバート】

とある王国の、外れにある森に住んでいる不老不死の大魔女

過去に、レオンを拾い育て上げた

森に長く居すぎたので1人で新天地へ旅立とうとした時に…



【レオン・ガイレフ(レシア・フィアルク)】

とある王国で槍騎士だった人物

幼少期、家庭が貧乏で王国の外れにある森に捨てられたがフィオス(当時はアルスフィオと名乗っていた)に拾われ育てられた

戦死したが生き返りフィオスと共に旅に出た

レシア・フィアルクはフィオスにつけてもらった名前




_________________



「」→フィオス(♀)

『』→レシア(レオン)(♂)


「死してなお お前は私に忠誠を誓うのか?」


『俺は生前、大魔女様に拾われ教育を施してくれた だからここまで戦えた

だから死んだとしても大魔女様に忠誠を誓うと決めた!

だからこそ大魔女様の目の前に戻ってきた』


「そうか…」


『大魔女様の事ですし1人で新たなる地へ行こうとしたんでしょ?』


「うっ(図星)」


『…やっぱりだ』


「ごめんなさい お前の死を見届けてからここを離れるのは決めていたから…」


『そうだったんですか…

でも大魔女様の目の前に俺は戻ってきた

だからこそこれからは、1人じゃなくて2人で、新たなる地へ行きましょ』


「お前はいいのか?この地を離れることになるが」


『いいも悪いも、俺は一度死んだんです

そして街の人に死んだ男が生き返りましたと言ったとしても誰も信じませんよ

そして言いましたよね 大魔女様に忠誠を誓うと』 


「フフッ そうだったわね」


『[名騎士レオン・ガイレフここに眠る]という伝説が残ればいいんです。』


「そうね 街の人はお前が生き返っているのも、不老不死の大魔女に忠誠を誓っていることさえも知らない

だから[死した名騎士ここに眠る]という伝説だけが残ればいいと」 


『そうです

だからレオン・ガイレフという名前も置いていきます。

なので大魔女様、新たな名前を付けてください。』


「えっ…あっ… 新たなる名前かぁ 名付けなんて…」


『難しく考えなくていいんですよ?

だって、大魔女様に名前つけてもらえるなら何でもいいんですから』


「んー なんでもいいと言われても変な名前にはしたくない。」


『大魔女様ってもしかして凝り性ですか?』


「凝り性というか、使い魔を連れて旅なんてした事無いから

改めて名付けと言われても思いつかないの…」


『本当に、大魔女様はずっと1人で旅をしていたんですね…』


「そうなの、だからこそ名付けはあまりした事がないの」


『大魔女様…』


「よし、決めたわ!

お前の新たなる名前はレシア・フィアルクよ そして通称は、レシアこれでいいわよね」


『レシア・フィアルクこれが俺の新たな名前

大魔女様ありがとうございます』


「良かった、気に入ってくれて」


『大魔女様に付けてもらった名前です。

気に入らないわけないじゃないですか』


「そうだったわね

あっ、あとレシア 私にも名前があるの だからこれからは大魔女様じゃなくて名前で呼んで」


『大魔女様の事を呼び捨てなんて恐れ多いです』


「誰も呼び捨てにしろとは言ってないわよ

私の名前はフィオス・アルスバートだからフィオ様とでも呼んでちょうだい」


『わかりました これからはフィオ様と呼ばせてもらいます』


「わかってくれたならいいわ

じゃあ新たなる地へ向かうわよレシア」


『はい、フィオ様』

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セリフ置き場(掛け合い) 岑谷歩 @omine_ayumu

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