第11話驚きの事実とチーム名

ねぇあの屋敷に行ってみない?

急にどうした?

まぁいいけど。

確か、あの屋敷って、夢さんと

あった場所よね。

あのまだ夢さんという方はまだ借りてます?


その屋敷はずっと空き家だよ。

住んでる人なんて何年もいないよ。


えっ嘘ですよね。


あれこれもう十年は経つかな。

ここの住民は家族は仲が良かったと

聞いておるよ。

家主も幸せだったんだろうね。


夢さんは生きていない?

確か、この間来た時にはいたよな。


その子は五年目だったかなぁ

亡くなったって。


じゃああの時会った子は夢なのか

幻だったのか。

あれは噂話ではなく事実の話だったのか。


幽霊と話せる人間などおらんよ。


管理人さんの話が確かなら寂しい

話だな。

あんなにもたくさん昔話を聞かせてくれた

子がいない存在だったとは。


お兄さん魔族じゃろ。

魔力を感じる。

そうか。お主なら見えたかもな。

心から優しいオーラが。

引き寄せられたかもしれんのう。

能力者によるが、過去の記憶を遡ったり

死者をこの世界に呼び出したり、

会いたい気持ちの思いの力で召喚。

そんな存在が中にはいるのかものう。

世界は広いんじゃ。

一人や二人、特別の能力者がいても

不思議ではないぞ。

まぁそれを実現出来る人と会えればいいが、


機会があれば探してみようかなぁ。

そんな話をして管理人さんに一礼して

ここを後にした。


さっきの話。まだ気にしてるのですか?

あんな事言われたら気になるでしょ。


死者の魂よ我が魔力を持って新たな命を

与えよ。シャドウスター


こんな魔法で蘇るわけが。


ここは。どこなんですか?


って蘇るんかいー。

魔王様がすごいのか、

あの子との絆が凄いのか。


君とまた話しがしたくて、

この世界に来てもらった。


私を蘇るきっかけはあなたなんですか?

すまない。幽霊について、君に、

頼む事にした。

半霊半魔。

私の種族名ですか。

君は人間ではなく魔族として呼び出されたから。その呼び方にしている。

せっかくなので、君の名前は雪夜。

どうだ?


私と出会った事であなたに影響を与えたんですね。

分かりました。でも一つお願いしても、


なんだ。もしかして動けないのか?


はい。魔縛霊。

つまり外には出られません。

でも。影からのサポートなら出来ます。

支援とか敵の動きとか。

もし動けるようになったら魔王メンバーに

入れてください。

あのー質問しても、

このパーティーの名前って決まってるんですか?


そう言えば決めてなかったな。

ナイトシスターズって言うのは?

シスターって教会のあれですか?

私は微妙です。

では秘密のシークレットは?


まぁシスターよりはましです。

私は意義なし。

うん。

じゃあチームはシークレットに決まり。

次の日、ギルドへ行き、

灯さんにチームの名前を伝えた。


この依頼を受けるんですね

分かりました。最近、話題にもなってるですよ。


依頼主は前にアドバイスをあげた

知雪さんだった。

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