第7話可愛いの正義

次の依頼どうしよう。

これは?そこに喧嘩を止める依頼があった。

その依頼とは。

その喧嘩内容は、

ツンデレのツンの部分とデレのギャップの

表情が可愛いんだよ。


いやー幼女こそ可愛い。

純粋な笑顔と優しい包み込んでくれる。

疲れた体や気持ちを癒してくれる存在こそ

最強で最高の可愛さ。


いや。最高なのは胸の大きいお姉さん。

胸枕、あの快感を想像して

包み込まれる感じのドキドキ。

あれを幸せと思わない男はいない。

嫌いな人は聞いた事ない。


いやいや。妹こそ。王道で素晴らしい。

身近な家族を笑顔で迎えたり、

ダメな兄を叱ったり、しっかり者

あれの素晴らしさ以外ない。


いや幼馴染だろそこは。

幼馴染こそ、主人公の隣にいて、時には

見守り、時には何も言わずに察して

一緒に帰ってくれる。

隣の家、同じ学校、同じクラス。

主人公を知る彼女こそ、よき理解者。

あれで恋に落ちない人っていない。


東のツンデレ派、西の幼女派

真ん中の中心がお姉さん派

北の妹派、南の幼馴染派

国で可愛いの論争で議論している。

男にとっては理想は揺れる感情だろう。

どれにもときめかない者にとっては

どうでもいいこと。

そうじゃない人は推して行くなかで、

重要な問題だろう。

人は全部とかどれも好きとそう言う人

が多そうだが、この国の男どもにとっては

一つにか絞る選択しかない。

このままだと永遠に終わることは無さそう。

国を巻き込み可愛いとは。

そして一つ提案をした。

人には何が好きは人それぞれだ。

だから全部の意見も否定しない、

みんなもそれぞれの好きを受け入れて欲しい。その愛はもっと多くの人に伝えられてこそ本当の愛で本気が伝わるから。

しばらくして議論状況が終わり、

可愛い論は幕を閉じた。


国王は訴えた。国民の諸君可愛いは正義

の言葉通り男のロマンだ。胸好きな男性も

あればメインヒロインが好きな人もいる。

女性だってそうだ。

このイケメンが好きだー。

この口調や語尾が好き。

イケボが好き。この推しキャラが好き。

好みは人それぞれだ。人にはその人の可愛い

があり、その人なりの正義がある。

素晴らしいと男性人は賛した。

女性人からは痛い目線で見られるだろう。

でも分かって欲しい、自分の個性が

なければ、強い個性に押しつぶされる。

個性がなければ何も残らない。

村人A、クラスメイトB、国民Cなど、

そう言われるし思われるかもしれない。

自分自身が怖いのかも知れない、

重要人物が割と役目が必要ない世界が。


なんか疲れた。この国がオタク文化が

流行ったなんて。

もし仮に実の妹がいたら、

なんて言うだろう。

今は気にしててもしょうがないよね。


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