第4話ギルドと冒険
ようこそ。冒険者ギルドへ
あなたはここに来るのは初めての方ですか?
はい。そうです。自分の名前は蒼。
そこにいる連中がパーティーメンバーが
共に冒険をする者達です。
随分と迫力がある方々ですね。
今からでも戦闘になりそうな。
絶対、自分より強そう。
どこで出会ったか聞いても?
それはギルド的な話か?それともいち個人の興味本意の話しか?
まぁいいけど。
出会いは魔王城だ。
会ったのは一昨日だ。
えっ今聞き間違いですよね。
出会いは一昨日だ。
いやそこじゃなくて、
あー魔王城で出会ったって所か?
魔王城っていくらなんでも。
こいつら魔族だぞ。正真正銘の。
討伐対象の魔族?
いや。敵意は全くない。
なんだギルドに指名手配でもされてるのか?
私は何もしてない。
ここに来るのは初。
だからここの人間の事あまり知らない。
だそうだが。
じゃああの不良魔族達のあいつらか。
恐らく。あの軍団ならやりかねない
特訓だ。ただ腕試しだ。とか言いそう。
本題に入ろう。冒険者登録に来たんだ。
出来るの出来ないの?
少しお待ちください。
灯さーん魔王と名乗る方が来ましたー
ここに呼ばれた灯です。
改めまして、ギルドへようこそ。
君は驚かないんだな。
もう慣れました。
多くの冒険者が頻繁に来ますから。
私は、色々な種族の方や冒険者にあって
来ました。なので私自身全く驚きはしなくなりました。
ギルドは色々の方が集まる場所でも
ありますから、疑問する抱きません。
事情聴取ももちろんしませんよ。
もし困ったら事があればいつでも聞いてください。
私は相手が魔王だろうと、変態だろうと
対応は一緒です。
ビジネスとかの考えの持ち主か?
それとも受け流すタイプなのか?
いいえ。私は冒険者さんの事を知りたい
だけです。
どんなやり方で、どう足掻いて、
どう対処して行くか。
あの笑顔の裏はやばい事考えるタイプだ。
それでどうして冒険者に?
強くなりたいのと勇者の討伐が
主な理由かな。
あの勇者に興味を。
なるほど。魔王城から追放されて
なくなく冒険者になったとかじゃあないですね。
居場所がない。戦力的にも圧倒的。
そんな理由じゃないくて安心しました。
まずは最低ランクからスタートです。
初心者は誰しも最初からここから始まります。
たとえ魔王であったとしても、
かなりの魔力があったとしても。
これは決まりなので。
分かった。まぁ徐々に慣れ、少しつづ
強くなっていく。
勇者と戦えられるだけの力を
手に入れないとな。
止める事も、渡り合える事も出来ないからな
それで最初は何すればいい?
これとか。どうでしょう。
迷子探しか。じゃあこれにするか。
灯さん。早速この依頼を受けたい。
迷子探しの依頼ですね。
分かりました。では。依頼者に
連絡を取っておきますね。
しばらく待っていてください。
連絡でき次第、呼びますので。
分かりました。
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