第5話 凛視点
学校のトイレ掃除で芽依が滑って意識をなくしたとき、私は誓った。
この子は誰かに守ってもらう必要がある。
それは私でも良いし、結菜でも良い。
選ぶのは芽衣だ。
ただ、芽依と結菜が一緒にいると、変な気持ちになる。これが嫉妬というものだろう。
熱い視線で芽依を見てしまう。普通の容姿なのだけれども、あの雰囲気にやられてしまうのだ。
卒業旅行の段取りで私は考えた。
このハウステンボスのホテルに宿泊中、ベッドで結菜を本人同意の上で致して気絶させる。
その後、芽依をゆっくりじっくりといじりまわす。
そう上手くいかないと思うけれども、やってみようという価値がある。
夕食をとって1人で結菜が歩いている時に私は声をかけた。
「結菜」
「何よ凛!」
私は、結菜の手のひらをすーっと触れた
「なんてことをするのよ!あなたとそういう関係はゴメンだわ」
私は見た。結菜の頬は赤くなっていた。
これは…、チャンスだ
私は結奈を引き寄せた。
そして、キスをした。結菜はボーッとしていた。
「ここでは恥ずかしいから、ベッドへいきましょう」
そして、私の愛のない、結菜は朦朧とした行為が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます